チームの目標達成のために管理職は”スモールステップ”を意識しよう | キャリコネニュース
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チームの目標達成のために管理職は”スモールステップ”を意識しよう

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「昨年はチーム目標未達だった……」
「チーム員に落ちこぼれを作りたくない……」
「チーム一丸となって目標を達成したい……」

年始に、こんな思いを持った方も多いのではないでしょうか?今回は、目標未達を防ぎ、目標を達成していく方法についてご紹介してまいります。(文:働きがい創造研究所社長 田岡英明)

目標は管理職が自分の言葉で具体的に描く

皆さんは、経営サイドから降りてきた目標を自分の言葉に出来ていますでしょうか? 実際のところ、多くの管理職の方ができていないようです。

「今年の本社の目標は○○だ。うちの課も○○目指して頑張っていこう!」などと言われたことをそのまま伝えていては、課員は具体的な行動に繋げることができません。

目標達成には、達成に向かうメンバーの行動が促進されるイメージが必要です。管理職として、具体的なゴールイメージを自身の言葉で語り、メンバーが具体的な行動をイメージできるようにしていきましょう。

目標に近づいているコンビンサーを置く

その次に「コンビンサー」を設定しましょう。コンビンサーとは、ゴールに近づいている事や遠ざかっている事を実感できる指標です。ゴールに近づいている事を実感できなければ、チームメンバーのモチベーションを上げることはできません。

具体的には、「○○といったうれしい言葉が顧客から増えていく」「○○という数字が上がっていく」「メンバーからの前向きな提案数が増えていく」等といったことを指標にするといいでしょう。量的なものと質的なものを設定していくことがポイントです。

コンビンサーが設定できたなら、ゴールから逆算したマイルストーンを設定していきます。この時も忘れてはならないのが具体性です。そのマイルストーンを達成できたことをチームメンバーが実感できる言葉にしていきましょう。コンビンサーとマイルストーンがしっかり設定されると、ゴールに近づいているのか、遠ざかっているのかをメンバー自身が理解でき、主体的な行動に繋がっていきます。

メンバーにスモールステップを踏ませる

スモールステップの法則というものがあります。これは米国の心理学者バラス・スキナーが「プログラム学習の5原理」の中の一つの原理として提唱したものです。何かを学習するときはその内容を小分けにして段階的に学ぶ、といったものなのですが、これを組織運営に当てはめると、目標を細分化して、小さな目標を完遂するように取り組んだ方が達成されやすいといったことになります。

スモールステップにすることによるメリットは2つあります。1つは、行動が明確化されるということです。自分がやるべきことが分かれば、メンバーの行動の量と質が向上していきます。2つ目は、メンバーのモチベーション向上です。小さな達成感をいくつも実感することで、脳に「目標を決めたら、達成する」といった習慣を刷り込んでいきます。この”出来る”といった感覚が、メンバーのモチベーションを向上させていくのです。

管理職として忙しい毎日かと思いますが、目的に則りながら、ゴールに対する逆算思考をもとに、メンバーの具体的な行動を常に促進していきましょう!

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筆者近影

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【著者プロフィール】田岡 英明

働きがい創造研究所 取締役社長/Feel Works エグゼクティブコンサルタント

1968年、東京都出身。1992年に山之内製薬(現在のアステラス製薬)入社。全社最年少のリーダーとして年上から女性まで多様な部下のマネジメントに携わる。傾聴面談を主体としたマネジメント手法により、組織の成果拡大を達成する。2014年に株式会社FeelWorks入社し、企業の管理職向けのマネジメント研修や、若手・中堅向けのマインドアップ研修などに携わる。2017年に株式会社働きがい創造研究所を設立し、取締役社長に就任。

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