スポーツの出来る子は”聞き流す”のも得意 自分に不要な情報はあくまでも聞いているフリ
スポーツ指導の現場をみてきて感じることは、とにかく”教えたがり”の指導者が多いこと。特に、少年野球を教えるのは基本的に”誰かのお父さん”。指導のスペシャリストではありません。
お父さんたちの多く、は自分が教わってきたことをそのまま子どもたちに丸投げしています。指導書を読むわけでも、指導を学びにいくこともない。自分の経験を教えたがるので、中には問題になるような体罰的指導や罵声、罰則を与える監督やコーチもいます。
もちろんしっかりとした指導者を招いているチームもありますが、まだまだ多くないのが現状です。そんな指導現場ですが、日本は今も昔も世界に誇ることができる野球強豪国です。今や日本人メジャーリーガーが活躍する時代になっています。
結果が出ていると「今の指導方法で間違っていない」という空気になり指導法を変化させる動きが鈍くなるのは仕方がないことです。ですが、なぜそういった指導の下でもスター選手が生まれるのでしょう。