こんな「就活マナー」はスルーしよう!「ノックは3回」「名刺を用意」「送付状は手書きで」
就活本やネットの就活記事を読んでいると、色々な就活マナー情報が載っていて「こんなに細かいところまでルールがあるの?」と戸惑った経験はありませんか。
私自身も就活当時、「これ全部実践したらものすごい労力がいるな」と思った記憶があります。そこで就活マナーとして度々目にするものの中から、「これはスルーしてもいいかな」と私が思っているものを紹介します。(文:ユズモト)
1.ノックは「3回」じゃなきゃダメなのか
2回だと「トイレノック」だからフォーマルには3回であるべき、と書いてあったり、日本ではどのような場面でも2回ノックをするのが一般的、と書いてあったりと、人によって言ってることが全然違うようです。
どちらの意見も納得できますよね。ということは、どちらでも良いということではないでしょうか。2回でも3回でも、落ちるときは落ちるし受かるときは受かるのだと思います。
2.「自分の名刺」は用意する必要があるのか
名刺を作って、リクルーター面談やOBOG訪問の際に名刺を渡そう…と言っている人もいます。名前を覚えてもらうためにそうしろと言っているのだと思いますが、私はここまでやる必要はないんじゃないかなと思います。
名刺の有無で面談での評価が変わるわけではないですし、有望な学生であれば名刺なんて渡さなくても面談の中で名前を覚えられ、向こうから連絡をくれると思いますよ。それどころか社員の立場からしたら、取引先でも内定者でもない一学生の名刺をもらっても処理に困るという説もあります。
3.ESに付ける送付状は「手書き」が必要なのか
手書きの方が丁寧な感じがするという意見も分かりますが、送付状はワードで作成したもので十分だと思います。あくまで「何の書類が同封されているか」を伝えるためのものなので、内容を確認したら速やかにシュレッダー行きになっている可能性もありますしね…。実際、私がいた会社もそうしていました。
すぐに廃棄されるかもしれない送付状に時間を費やすより、その時間を使ってESの内容を良くする努力をした方が、ES通過率は上がるのでは。内容も会社ごとに変える必要はなく、ネットでダウンロードしたテンプレート文書を宛先だけ変えて使いまわせば大丈夫だと思います。
これらはあくまで私の意見ですが、細かい就活マナーに対して神経質になるよりも、笑顔であいさつする、質問に対して的確に答える、など基本的なことができていることの方が大切じゃないかなと思うのです。
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