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女だと思ってナメてるの?! 入社試験で「体力テスト」された話

「パソコン修理の仕事は、男の仕事」――。そう思っている会社は数多くあります。女性は、電話番や問い合わせサポート、伝票作成くらいしかできない。パソコンやプリンタなどの周辺機器の修理は、男性の仕事である…。そんな風に思い込んでいる男性上司は、とても多いのです。

確かに女性は体力が弱い人が多く、重いものを運ぶのが苦手という人もいるかもしれません。しかし、製造などの世界で働く女性はたくさんいます。「男女共同参画社会」とかいうのは、どこにいったのでしょう?!(文:光明隠歌)

細かな質問にも「これはインチネジですね」

私が採用面接を受けた、とある有名メーカの修理部門の上司も、そういう考えの人でした。事前に履歴書は送付しており、実績があることは記入してあるのですが、その内容をかなり疑っていたようです。

なんとか面接にこぎつけたものの、入室一番、「この仕事、内容わかってる?」「書類作成とかの事務の募集じゃなくて、実際に修理の仕事だよ?」などと言われる始末。

「ドライバとかペンチとか使うんだよ? これなんだか分かる?」
「ラジオペンチですよね、それは」
「細かい部品とかも扱うんだよ、こういうのとか!」
「これは木ねじで、これはインチネジですね。ああ、こんな小さいボルトとナットも使うんですね」

そんな感じで面接をしたあと、面接を担当した2人が「ちょっと待って」といって退室しました。数分して戻ってくると、私に職場を案内すると言いました。普通なら、これはほぼ採用決定。職場の雰囲気を見て、ここで働くことが大丈夫かどうか確認する段階です。

しかし、何か様子が違います。部屋の真ん中には、乱雑に置かれたハードケースが3つ。黒塗りで角はアルミで補強してあり、大きさは70センチ×30センチで、厚さが15センチくらい。職場をキョロキョロ見まわしている私に、面接担当者はとつぜん言いました。

「このハードケース、持ち上げられる? 持てるなら、仕事できると認めるから」

20キロ超のプリンタ抱えて階段登ったし

(イラスト:光明隠歌)

(イラスト:光明隠歌)

予想外の入社試験。ここで一瞬絶句した私。とはいえ、持ち上げろと言われたら、やるしかありません。

まず、いきなり持ち上げて蓋が突然開いた、とかといった何かがあってはいけないので、一度ケースを開けてみます。中には機材がいろいろ入っていました。それを確認した上でケースをしっかり閉めます。

そして、両方の手に1つずつハードケースの持ち手を握って、立ち上がりました。

「あ、思ったより重くないんですね」

にっこり笑った私の顔を見て、相手は目を丸くしたのでした。無事入社したあと、面接を担当した上司は「ハードケースは両手で1つ持ちあげられればいいだろう」と考えていたそうです。

ハードケースの重量は、中身込みで1つ8キログラムほど。それを私が2つもひょいと持ち上げたので、「いやぁ、あそこであんなに簡単に持ち上げられるとは思わなくてねー」と苦笑されました。

でも私、面接の時に確か言ったはずなんですけど。「前職では20キロを超えるプリンタを抱きかかえて、階段を登らされました」「27インチブラウン管ディスプレイまでなら、1人で運べます」って……。

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