伊勢谷友介に沢尻エリカも! 芸能人が目黒区”碑文谷”に住む理由
俳優の伊勢谷友介容疑者の逮捕を受け、目黒区の高級住宅街”碑文谷”が注目を集めている。報道によると、伊勢谷容疑者は碑文谷にある自宅で大麻を所持していたとして逮捕された。自宅からは乾燥大麻約20グラムが押収されたという。
ネット上では早くも自宅が特定された。碑文谷は東急東横線の学芸大学駅・都立大学駅、東急目黒線の武蔵小山駅・西小山駅の間にあり、閑静な高級住宅街で芸能人も多く住んでいるエリアだ。
ツイッターでは、碑文谷について「買い物でバッタリ(芸能人と)会う事がおおかった」「沢尻エリカも碑文谷だったよね」といった声が寄せられている。実際、碑文谷はどういう街なのか。鉄道事情にも詳しい恋愛コンサルタントの鈴木リュウさんに話を聞いた。
港区・渋谷区まで好アクセス 大人の高所得者にとって”住みたい街”
まず、目黒区に芸能人が集まる理由について、鈴木さんは、
「大きく理由は2点です。1つ目は最寄り駅から遠い高級住宅街が多いため人目につきにくいから。2つ目は彼らの『職場』である港区や渋谷区のテレビ局やスタジオまでのアクセスが、車移動の人にとってはとてもよいからです」
と説明する。中でも碑文谷は、車を使えば目黒通りから白金方面までは15分強、環状七号線も通っているためで芸能人がよく飲んでいる三宿や西麻布方面も行きやすい。では港区や渋谷区に住めばいいのでは、とも思うが、
「そこは年齢の差が大きいです。代官山や三宿は比較的若い20代のタレントが多く住んでいます。少し若すぎるんです」
とも指摘する。
また目黒駅から碑文谷方面まで走る目黒通りはベンツなど高級車のディーラーが並んでおり、このエリアに住む人は「クルマ移動が基本の高所得者が好む街であることがわかるかと思います」と分析する。
「有名企業の社長や有名ジャーナリストらが住んでいることでも知られています。まさに大人の高所得者にとって”住みたい街”なのです」
芸能人的に”住みたい街”は「駅遠」「人目につかない」場所?
よく「住みたい街ランキング」が話題になるが、実際は”住みたい街”というより”住みたい最寄り駅”という意味合いで使われてることが多い。一般的な社会人なら駅から近い物件を探しがちだが、芸能人は”駅遠”のほうが都合はいい。
「芸能人としては、それこそ熱愛関係を持つにしても、今回のように密かに悪いことをするにしても、人目がつかない場所に住むのは必須条件です」
やや都心から離れており、なおかつ”最寄り駅”が存在しない碑文谷は芸能人にとって住みやすい街といえる。ほかにも目黒区には、柿の木坂や東山など、最寄駅からやや遠い高級住宅街があるが、
「目黒区の中でも柿の木坂などよりアドレス的に資産価値も高いという側面もあるのと、あまり住人が引っ越さないのでなおさら知らない人がうろうろしておらず、VIPが住みやすいですね」
と説明する。
「前述した世田谷区三宿も悪くありません。でも飲み屋が点在しているため、本当の意味で”ゆっくり自宅で過ごしたい”という伊勢谷さんのような40代以上の男性にとっては、少し居心地が悪いのではないでしょうか。その点で碑文谷はぴったりの場所ですね」
報道によると、伊勢谷容疑者は「大麻は自分が吸うために持っていた」と容疑を認める供述をしているという。