最近のガンダム食玩、高いけどクオリティがすごい! お値段以上の出来に興奮
先日、5ちゃんねるに「【悲報】最近のガンダムの食玩、高すぎる」というスレッドが立っていた。スレ主は今年発売された3400円もするガンダム食玩『GフレームEX02 ガンダム試作2号機』の画像を貼って「プラモより高い」と書き込んでいる。
そもそもGフレームというのは、バンダイのキャンディ事業部(食玩、お菓子などを担当する部門)がここ数年熱心にシリーズ展開している食玩レーベル。簡単に言えば外装と可動フレームがそれぞれ500円で別売りになっており、どちらも買って簡単な手順で組み立てることで、可動フィギュアにするという仕組み。
「食玩に1000円」と考えると高いが、1000円でそれなりに動いて、それなりに塗装もされているMSのキットが手に入ると考えると、個人的には悪くないと思っている。美味しいガムもついてるし(食玩だから、本来こっちが主役なんだけどね)。
特にこのシリーズのドムはかなりかっこいい。モノアイも動かせるし、可動範囲も広いし。ただ、フレームは共有なので、ガンダムもドムも全高は統一されていて、劇中の再現はできない。でもそんなのは大した問題ではないと個人的には思っている。
しかし、昔は食玩なんて100円か200円が当たり前だった。そのときの記憶を引きずっている人にとっては1000円は高いし、試作2号機3400円もバカみたいな価格に思えるだろう(笑)。
スレッドには、価格の高騰についての賛否が色々と書き込まれている。
「キッズが買えるわけないやろ。食玩で売るな」
「こんなん欲しがるやつおるんか?」
「Gフレーム結構人気あるよな。サイズ的には1/144よりちょい小さいくらいだけどアレンジバリバリに入ってる」
と、このように、賛否両論と書いたけど、”否”のほうが多かったかな?でもまあ、否定したがる気持ちは分かるかなぁ。やっぱり高いっちゃ高いし、食玩だけど小さいガムしか入ってないもん。あのガム美味しいんだけども、森永のチョコスナック美味しかったから、アレを真似してくれるといいんだけどなぁ……。
ガンプラを作るのが面倒くさい!という人にもおすすめ
ところで前述の3400円もするガンダム試作2号機。僕もまんまと購入しちゃったクチだ。だって欲しかったんだもの。もちろん、しょせんは食玩なので見栄えもそこまで良くはない。だけど暇つぶしに部分塗装したりスミ入れしたりすると、やっぱり愛着は沸くんだよね。
それに可動も優秀だし、「あ、盾をこうやって持たせるのか」みたいな工夫を感じられる作りになってるので面白かった。
あと、コロナ禍でガンプラ需要も高まってるとの話はあるけど、「プラモデル作るのはめんどくさい」って人には、食玩はほとんど完成品なのでオススメだ。それにGフレームは、フル装備状態のガンダム7号機といったガンプラ化されてない機体とか、1/144では未登場の機体を出すことがちょいちょいある。ガンダムオタクがちょっとほしくなっちゃうというか、心が揺さぶられるラインナップなのだ。通常なら1000円で可動するキットが簡単に作れると考えると、いい食玩ではないだろうか。