コツメカワウソの赤ちゃん3姉妹、すくすく成長中 サンシャインシティ水族館が名前募集 | キャリコネニュース
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コツメカワウソの赤ちゃん3姉妹、すくすく成長中 サンシャインシティ水族館が名前募集

すくすく成長中

すくすく成長中

東京・池袋のサンシャインシティ水族館は現在、人気者・コツメカワウソの赤ちゃんの名前を募集している。

募集するのは「マハロ」「ラジャ」夫婦から今年2月に誕生した3姉妹の名前で、期間は5月5日(水・祝)まで。WEB上で、1人1候補まで応募でき、スタッフがその中から3頭の名前を選ぶ。名前が選ばれた人にはカワウソグッズがプレゼントされる。

体重がほぼ同じ割合で増加「母親は均等に授乳させているのかもしれません」

コツメカワウソの赤ちゃんは2月1日夜に5頭が誕生したが、残念ながら2頭は死亡。しかし、3頭はすくすく成長しており、自らの足で駆け回っては親にくわえられ巣箱に戻されるほどだという。その様子は屋上エリアの「カワウソたちの水辺」水槽で見ることができる。

3頭は、鼻の色が黒い個体が最も小さく、鼻の色が中間色の個体が最も大きい。誕生時(2月1日)は推定約50グラムだったのが、生後45日にはそれぞれ500グラムほどに成長している。

3頭の体重がほぼ同じ割合で増えていることから、同館はリリースで「母親マハロは、しっかりと個体を認識しながら、均等に授乳させているのかもしれません」と推測している。

画像左:ラジャ、右:マハロ

画像左:ラジャ、右:マハロ

マハロと父親ラジャは2018年に同居展示を開始。「すぐに仲良くなり、ラブラブな姿が目撃されていました」という。しかし2018年の初出産以来、繁殖がうまく行かず、飼育スタッフのサポートのもと、今回の出産に至った。

「父親ラジャのイクメンぶりには飼育スタッフも日々感心させられています」

父親・ラジャも仔育てに参加。マハロが仔から離れる時は巣に危険が及ばないように見守ったり、温めるために抱き寄せて眠ったりしている。出産1日目には授乳中のマハロにエサを運んでいた。

仔をやさしく抱え込むラジャ

仔をやさしく抱え込むラジャ

両親で協力して育てる姿に、同館も「父親ラジャのイクメンぶりには飼育スタッフも日々感心させられています」というほどだ。誕生以来、飼育スタッフは極力手を出さずに両親に任せており、「仔育てに向き合う両親の様子までなるべく自然に近い形で展示してお見せできるように飼育しています」としている。

新型コロナウイルス感染症等で明るいニュースがあまりない中、「無邪気に、元気に育ってくれている3頭はまさに『太陽』です。これから多くの方にコツメカワウソという生き物についてもっと知っていただくためにも、3頭には両親から愛情をたっぷりともらいながらこのまま元気に育っていってほしいと願っています」とコメントしている。

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