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「ボンビーガール」の恋愛マッチング企画に不安の声 「貧乏同士をマッチングさせて大丈夫なの?」

お金がないイメージ

お金がない人同士でマッチングさせると……(写真はイメージ)

「お金がなくても幸せに暮らそう!」がコンセプトの情報バラエティ番組、「幸せ!ボンビーガール」(日テレ)6月15日の放送回に、ネット上で疑問の声が上がった。

内容は、モデルやプロバスケット選手など、”イマドキ職業でも月収10万円以下”という20代の男女6人が、一緒に夢を追うパートナーを見つけるという恋愛企画。ツイッター上では「貧乏同士をマッチングさせて大丈夫なのか」といった疑問が噴出。中には学童保育でバイトの傍ら、月収4000~5000円という実家暮らしの芸人もいたため、一緒に夢を追い「高め合いたい」という告白にも、鼻白むツッコミが寄せられていた。(文:okei)

「お互い高めあっていけるような存在になれたらいいと思う」とは言うものの

集まった男女6人は番組から携帯電話を支給され、まずはネット上で交流。気になる人をデートに誘って数日後に告白し、関係を続けたいなら本当の連絡先を交換するという決まりだ。

まずマッチングしたのが、新潟でフリーモデルとして4万円程度の月収で頑張る女性(25歳)と、都内で学童保育のアルバイトをしながら芸人として活動する男性(28歳)。女性はモデルの仕事だけでは食べていけないため、たい焼き屋でアルバイトしている。一方男性は、芸人としての収入は月に4000~5000円ほどで実家暮らし。奨学金の借金500万円を返済中だという。男性のほうから告白し、

「お互い高めあっていけるような存在になれたらいいと思う」

と、連絡先を交換しマッチング成立。お金のない同士の遠距離恋愛となるが、幸せそうだった。

もう一組成立したカップルは、タイの貧困地域の子どもたちを助けるため、影響力のあるタレントになりたいという女性(25歳)。ウーバーイーツで働き月収は6~10万円程度。彼女とマッチングしたのは、一時は月収30万円だったというプロバスケット選手の男性(24歳)だ。彼は新型コロナウィルスの影響で所属チームのスポンサーが倒産。なんとか三人制バスケチームに拾って貰えたが、現在は月収10万円以下になったという。

「二人ともお金がない」という背景の重さに、視聴者は……

このほか、プロ麻雀士で食べていけるようになるのが夢だという、女性(23歳・営業職)は、麻雀士としての月収は2万円ほど。この女性に告白されたイケメン男性(23歳)は、フォロワー71万人のTiktokクリエイターだ。しかしTiktokは再生回数が収入に繋がらないため、月収は10万円程度だという。それぞれ、お金はなくても夢を持って頑張る若者たちだ。

しかし、番組を見た視聴者からは、ツイッター上で「貧乏同士でくっついても高め合えるの?」などのほか、闇が深い、恋愛している場合なのか、といった疑問の声が相次いだ。”夢はあるけれどお金はない”人は、お金に余裕がある人と付き合ったほうがいいのでは?という声や、「20代半ばは現実を見たほうがいい」といった意見も寄せられていた。

確かに二人で夢を追って高めあって行ければいいが、同じようお金に困った人同士が一緒になると、共倒れになる危険もありそうだ。また、こうした恋愛企画は、すでにオワコンのように評する声もあった。夢を追う若者たちは確かに美しいのだが、「二人ともお金がない」という背景の重さに、沈んだ気持ちになった視聴者は多いようだ。

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