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「これだから新規は」 にわかファンに厳しい古参オタクがジャンルの発展を阻害している

サイリウム画像

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老害オタクがコンテンツの成長を阻害することがある。老害オタクとは簡単に言うと、長年そのジャンルを応援してきて知識もあるものの、その知識量を誇ったり、昨日今日ジャンルに興味を持った新しいユーザーをバカにしたりする人である。

「〇〇も知らないなんて」とか「オタクとして半人前な人たちと同じ括りにされたくない」とか、そういうことを40にも50にもなって平気で主張しちゃう、ちょっとイタい人たちが実際いる。

僕も長年いくつかのジャンルのオタクをしてきたが、歳をとったからか、ふと気づくと自分がそんな“にわかファンを許せないオタクムーブ”みたいなものを発動しそうになるときがある。怖いことだ。

今日は、にわかにうるさい老害オタクの生態についての話をしていきたい。薄々「俺、最近にわかオタク見てるとイライラしてくるんだよね」と思うようになってきてる方は是非読んでいただきたい。(文:松本ミゾレ)

「Twitterで推し活垢作ったら、古参オタが『にわかが湧いてる~』とか絡んできた」

先日、ガールズちゃんねるに「『にわか』にうるさいオタク」というトピックが立っていた。これを立てた人物は、先日カービィが好きだからという理由で、ネイルをカービィのデザインにしたという。

ところがそれを見た妹さんから「え? ゲームしてないのにカービィ? かわいいだけで? そういうにわかファンって、オタクは大嫌いだよ」と告げてきたのだそう。

これに対してカービィネイルのトピ主は「ゲームはしなくても好きなキャラクターはいますし、いちいちこうして誰かをにわか認定する人ってなんなの」と嘆いている。そしてこのトピックで、同じような経験をした人の声を募っていると、こういう次第なのである。

まず妹さんが口悪すぎて笑っちゃったけど、普段から険悪なのだろうか。たとえば僕はガンダムが好きだけど、ガンダム知らない人がガンダムのネイルしてても別に何も思わない。ということは、僕は現段階ではそこにはイラッとしないオタクということなんだろう。

とにかく、トピックには同様の体験をした人たちの声が結構あったので、引用させていただきたい。

「Twitterで推し活垢作ったら、古参オタが『にわかが湧いてる~』とか絡んできた」
「狩野英孝が好きって言ったら『どうせYouTubeで好きになったにわかだろ!』って怒られた。私はネタを初めて見た時から好きだから違うけど、例えばYouTubeからだとしても悪いことかな?」
「ペンライトの色間違えただけで、『これだから新規は』って嫌味言われた」

女性が多い掲示板なので、女性特有のオタク文化(ともちょっと違うか)の洗礼に関するエピソードが目立つ。そういやジャニオタって排他的なイメージがあるよね。

それにしても、にわかファンってだけでそんなに嫌味言われたりしているなんて、なかなかしんどいものがある。特に歴史の長いジャンルにはマニアも多いし厄介だ。まあこれはその長い歴史の中で、にわかファンに嫌な思いをさせられたってトラウマもあったりするんだけどね。

オタクは新参者をもっと大事にしたほうが良い

たとえば僕はガンダムと、特撮のオタクなんだけれども、やっぱり子供の頃からこれらにどっぷり浸かってきた手前、古参とにわかの対立みたいなものも散々見てきた。にわかファンが純粋に好きだと思っている作品の話をしてたら、呼んでもない古参がしゃしゃってきて「アレはダメだよ」と老害ムーブを発揮しまくり。

結果的ににわかファンがコミュニティからいなくなって、古参ばかりが残って「あんなファンいない方がいいよ」とか言っちゃう。そういうことがよくあった。

そりゃあ僕もシリーズ最新作に対しては少なからず「これでいいのか」と思うことはあるんだけど、僕が気に入ってない作品を大好きな新参ファンがいるのは事実だし、それを否定したくないという気持ちはある。

思えば僕は、ガンダムに関しては小学生の頃にSDガンダムから入った。この頃ボーイスカウトに入っていたんだけど、そこで当時高校生ぐらいの先輩たちにガンダム好きが多く、彼らがSDガンダムのことを否定せずにいてくれたのである。今思えば運がよかった。

正直あの人たちは宇宙世紀の話とか、当時公開されたばかりの『F91』の作画の話がしたかっただろうけど、とにかくそういう空気を出さずに話を聞いてくれたのは嬉しかった。

にわかを育てるのが上手い兄ちゃんたちだったというか。

それで、僕も小学校高学年になる頃には、とうとう宇宙世紀にどっぷりとなった。そうすると彼らは満を持して、ガンダムの図鑑だの、ホビー誌の作例をスクラップしたファイルだのを見せてきたのだ。

にわかファンに優しく接して、自分のフィールドに徐々に徐々に引きずり込んで、一緒に盛り上がれるような関係を作る。これぞ先輩オタクの鑑ではないだろうか。新参者を門前払いする人がいなくなれば、コンテンツもさらに発展していくだろう。

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