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「25年もパチスロやってるのに万枚出したことがない」ヘビーユーザーの独白に改めて思う、万枚達成の難しさ

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自分は2003年にパチンコホール企業に新卒で入社した。業務上、遊技台の仕組みを知らないと話にならないので初任給で近隣のライバル店でお金を使ってパチンコ、パチスロに挑戦してから今年で20年経過する。会社はすぐに辞めてしまったが、パチンコホールに出入りするという悪癖はしっかり残ってしまった。

最初はパチンコばかり打っていたが、そのうちパチスロにハマるようになった。そのパチスロでは、打ち手共通の目標のような数字がある。それが万枚だ。万枚。つまりメダルを1万枚出すこと。これがいつからか、ユーザーの目標の主たるものになっている。(文:松本ミゾレ)

そもそも万枚ってなかなか行かないものなのよ…

先日、5ちゃんねるに「【悲報】ワイパチスロ歴25年、未だに万枚出したことがない」というスレッドが立っていた。スレ主は四半世紀に及んでパチスロをしているので、僕にとっても先輩にあたる人物。なのにまだ、万枚を出したことがない様子。

これについて本人も「こんなことあるの?」と嘆いている。ただし万枚にかなり肉迫したことはあるようで、過去には差枚で9600枚までは獲得したことがあるとのこと。あと400枚なので、最後の一伸びが足りなかったということになる。でも上出来じゃないだろうか。

逆に1日で逆万枚。つまり20万負けを達成したことはあるという。ロデオの初代『サラリーマン金太郎』でがっつり絞られた思い出話を書き込んでもいる。逆万枚は達成できたが万枚はまだ未体験というのは、本人からすると悔しいだろうなぁ。

それより2万円勝ちを10回続ける方が現実的

僕自身、万枚以上の獲得経験は20年でたった2回しかない。そもそもマイルドな出玉推移の機種しか打たないってのもあるけど、2005年ぐらいに初めてNETの『真モグモグ風林火山』という機種で万枚到達したのをおぼえている。

それから2014年だかそのぐらいにサミーの『獣王 王者の帰還』で二万枚オーバーまで行き、結局天井取り切れずで閉店ということもあった。この台には2択をしっかり当てればどんどんATのG数が増える単純な仕組みのチャンスゾーンが搭載されていたが、当日の僕はその勘が冴え渡っており、奇跡的な展開に終始恵まれたのだ。

後ろには立ち見もできる塩梅だった。そりゃあそうだ。2万枚ってなかなか出せないもの。
結局23000枚以上出てATはまだ500G以上残っていたので、あのまま打っていてもう一つ爆発契機でもモノにしていたら、まさかの3万枚も見えていたかもしれない。

20年打ってて万枚突破したのはこの2回だけ。後は6000枚や8000枚クラスは度々あるけど、もう一押しができない状況が続いている。それこそパチンコホール社員時代、主任の池田さんっていう人が「4000枚とか5000枚は当たり前に出る気がするけど、万枚って意外と難しいよ」と喋っていたのをおぼえている。

当時は今よりも爆裂仕様の機種も多かったが、そんな時代でも主任がそう言うんだからやっぱり達成するのは相当運が良くないとね。たとえばフリーズを引いて強い当たりを引っ張りつつ、AT中にまたフリーズを引くとか、特化ゾーンにぶち込むとか。そういうことがないとなかなか。それでも6000枚とかで終わることも多いし。

実際、社員時代に万枚を達成しているお客さんってあんまり見なかったし、趣味でホールに出入りするようになって20年経過するけど、今もそこまで多く目にすることはない。スマスロの中には万枚特化みたいな機種もあるので、たまに凄いことになっている履歴を見ることはあるが。

ただ、スマスロは19000枚出た時点でコンプリート機能と呼ばれる仕組みが発動し、もうその日は台が動かせなくなるという変な足かせもあるので、今ではスマスロで一撃2万枚は事実上達成不可になっているが。とにかく、万枚はそう簡単には達成できない目標なのである。

でも、万枚なんてたかだか20万円分の出玉でしかない。下手にそっちを狙って冒険するより、日に2万円の勝ちを目指して立ち回る方がいい。10回やれば20万だし。ま、それが難しいって話なんだけど、それでも万枚狙いでギャンブルするよりよほど達成の可能性はある。

意外と僕ら愚かなパチスロファンって、ぺちぺち打ってて2万円浮いてる瞬間は結構あるもの。あそこで止めとけば良かったものを……となって落ち込むことが多いんですけどね!

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