パチンコをやってはいけない5つの理由 娯楽の溢れた現代にあえて打つ必要はない!
今日もまたパチンコに関連するお話をしていきたい。テーマは簡単。「パチンコをやるな」である。
ここにはパチンコだけじゃなくパチスロも含まれていると考えていただいて結構。とにかく、パチンコホールに出入りしてはダメですよって話をしたい。その理由は、先日おーぷん2ちゃんねるに上がっていた「パチンコ行きたい初心者なんやがwwwww」というスレッドを見たからである。
中身のない話なので簡潔に説明すると、パチンコしたことがない暇人が平日の昼間から「パチンコ行きたいけど怖いし~」とウダウダ言っているだけ。本当にそれだけのスレッドである。
って言うか、パチンコなんかやっても幸せにはなれないんだよね。これはもう、20年以上パチンコホールに出入りしている依存症の僕が痛感している事実である。僕は勝ってるからまだマシだけど、世間にはパチンコで借金してめちゃくちゃになったおじさんが大勢いる。
あとあの施設って低所得者しかいないからね。そんなところで遊んでもしょうもないよ。僕も低所得者だから、こういう自分に刺さることもあんまり言いたくないけど。
そういうことで今日は、パチンコをやってはならない理由を5つ挙げていきたい! もしもあなたの周囲に「パチンコやってみたいな」とか言ってる奴がいたら、どうぞこの記事のURLをシェアしてあげてね。(文:松本ミゾレ)
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1 娯楽は他にたくさんある
まず第一に、パチンコを今更やる必要がないということを、筆者は言いたい。パチンコは昭和の大衆娯楽としてシェアを拡大させてきたが、現在では娯楽なんか他にいくらでもある。
金が掛からない娯楽だっていくらでもある。
一方でパチンコは、だんだん大衆娯楽から、ギャンブル依存症を生み出すまでの射幸性を煽る感じの方針になってしまった。一時はこれが社会問題となったこともある。その都度業界は健全化を謳うが、数年のスパンで健全化と高射幸性の波がいったりきたりしているというのが実情。
大体1日に数万円負けることが珍しくないギャンブルができる施設が全国にまだ6,000店舗ぐらいあるのが異常なのである。そういった施設がなぜ今日も運営できているのかってことを考えれば、賢明なあなたならきっと、他の娯楽に目を向けるはずだ。
2 時間とお金が無駄になる
続いて、これは前々から主張していることだけど、とにかくパチンコ・パチスロは時間泥棒だ。短時間でスパッと勝負を済ませてさっさと帰りたいと思うものの、いざ遊んでみるとなかなか当たらずに時間と金が無駄に減る。これはあるあるだ。
その上、運良く勝ったところで数時間は失ってしまうということが本当にしょっちゅう。
勝てばまだマシだが、負ければこれに加えてお金までなくなってしまう。
時間は有限。大切な時間を浪費するギャンブル依存に陥ると、僕みたいに悲惨な人生を歩むことになっちゃうぞ!
お金だって有限だ。そしてこのお金は、時間を有効に使えば増やすことはできる。パチンコをする時間があるなら、資格取得やキャリアアップに使いなさいって話だね。あとはまあ、普通に別の趣味を見つけて、そっちに時間を割いた方が絶対人生の実りも豊かになる。約束する。
3 決して他人に自慢できる趣味ではない
趣味の話がちょっと出たけど、やっぱりパチンコは趣味としてはかなり下層に位置するものだと思う。なにせ何も生み出さないし、手元に残るものがない。お金が増えるか減るかってだけで、副産物としては光や音で脳みそがやたら刺激を受けてしまう妙な後遺症だけ。
そもそも世間のイメージとしてパチンコは最悪なんだから、他人に自慢できる趣味でもなんでもない。たまに「いや、パチンコは恥ずかしい趣味じゃないよ」みたいなことを言うパチンコ依存症もいるけど、はっきり言うけど恥ずかしい趣味です。これは間違いない。定説です!
ハンドルを握って玉が流れるのを眺めるだとか、ボタンを押してリールを止めるとか、そんなの全然高尚でもなんでもないよね。何より周りに嫌われる人の趣味って感じするでしょ? 実際パチンコホールに出入りしている人ってなんかこう、しょうもないの多いよ。僕も含めて。
4 初心者が損をする
いちばん大きく主張したいのが、これ。現在のパチンコホールに設置されている機種というのはどれもこれも、初心者では何が起こっているかさっぱりわからない演出だらけ。
その上、店員さんがいちいち現在の状態を教えてくれることもないし、周りに親切なお客さんがいれば手取り足取り教えてくれるだろうけど、なかなかそういうことは珍しい。基本的にはド素人が右往左往しているのを面白いと感じて、手助けせずに眺めているような連中ばっかりだ。
初心者は知識がないので、例えばの話、大当たり濃厚という状態に突入しても意味がわからずにやめてしまうことも考えられる。これはまさに大損に繋がる。事前に勉強してから挑むべき、という声もあるかもしれないが、それはある程度パチンコやパチスロの仕組みを理解している依存症だからことでもある。
何も知らない人というのはそもそもラッシュだのナビだのって基本的なことから分かってないので、そういう人が“分かっている前提”の情報群に触れても、意味はないのだ。今のパチンコというのは、エンドユーザーありきの搾り取り戦略で成り立っている。初心者が触れるには難しい台しかないので、そもそもパチンコデビューなんかしないのがいちばん!
5 娯楽として先がないので今更やる意味がない
そして最後に。パチンコホールは年々減少傾向にある。そしてパチンコユーザーもまた、減少傾向がみられる。
遊技者の高年齢化も問題になっており、年金世代が主なターゲットになっていて、それを前提に機種の導入を行っているホールもあるほど。つまり若い人がどんどん少なくなっているわけだ。
若い人が流入しない娯楽には、絶対に先がない。パチンコもまた、将来がない娯楽と考えておいて間違いない。これはもう避けられないことだ。初心者を取り込むための施策を誰もやっていないので当たり前のこと。ユーザーは大体30代ぐらいが若い層で、おじいさんおばあさんがメインの客層というホールも随分増えてきた。
どうせ何かハマれる娯楽を探したいのであれば、未来がないパチンコよりも、そうではない別の趣味を探すことを強くオススメする!