パチンコは貯玉で遊ぶのが一番! ただし突然の閉店リスクもゼロじゃないのでご注意を… | キャリコネニュース
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パチンコは貯玉で遊ぶのが一番! ただし突然の閉店リスクもゼロじゃないのでご注意を…

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最近、パチンコホールに行く気力がわかない。一方で、僕の周囲の人は元気いっぱいパチンコ・パチスロに勤しんでいるが、なかなか苦戦している様子。

既に2024年度の収支が20~30万ほどマイナスになっちゃってる奴もいる。いずれ記事として紹介したいけど、昨今はパチンコ台に「ラッキートリガー」なるギミックが搭載され、これが犠牲者を増やしている。(文:松本ミゾレ)

貯玉を使って賢く遊びたいところ

簡単に言えば従来のラッシュが下位大当たりに位置する形に変更となったもので、まずは1/600とかの確率で下位ラッシュに突入させ、さらにそのラッシュ中に大当たりを射止めると、そのうちの何%かで上位ラッシュに突入するという仕組み。

下位ラッシュの継続率は70%あるかどうかってところで、上位だと80%オーバーとなる。
が、どっちみち上位に入ろうと終わるときはあっさり終わるはずなので、今まで以上に厳しい勝負になりそうだ。僕はパチスロしかしないから関係ないけど。

このように、普通に考えて長期的には絶対勝てないような仕組みの機種が続々登場している。そんで釘もまた渋い(笑)

パチスロはパチスロでスマスロという射幸性だけ高い上に、出玉に上限が設けられた、コイン単価が4号機並みのものだらけになってきた。ハイエナも減っているので、それだけ勝ちにくい環境になりつつあるってことなんだろう。

そんな中で、特に非等価地域で打つ場合、毎回の現金投資は徐々に自分の首を絞めるようなもの。それよりも貯玉が可能なホールで、自分の出したメダルや玉を逐一貯めておき、会員カードに情報を記憶させ、毎回の遊技の折に貯めた出玉情報を使ってキャッシュレス感覚で遊ぶのが換金ギャップに悩むこともなく、賢く遊べる。

貯玉機能は、店や地域によっては1日に引き出せる上限が設けられているが、無制限に引き出し可能な店も結構ある。たとえば僕も基本的にカードに入った貯玉情報を使って遊んでいるけど、こうすることで非等価地域でも実質的な交換ギャップに悩むことはない。

貯玉がない状態に限っては現金遊技をして、まず手元に玉を持つ必要があるが、数万円分ぐらい貯玉を作ることができれば、結構安定して交換ギャップに苦しめられることなく遊ぶことが可能だ。

しかしこの貯玉遊技にもリスクはある。ホールが突然閉店した場合だ。

貯玉が多いのは嬉しいこと!だけど貯め過ぎも注意が必要で…

先日、5ちゃんねるの「【エヴァ15】新世紀エヴァンゲリオン 未来への咆哮 Part177」というスレッドで、唐突に貯玉自慢をするネットユーザーの書き込みが見られた。

「エヴァのおかげでマイホの貯玉が208,000発になった。マイホの換金率だと80万円ジャスト!さて、エヴァ15が撤去されるまでになんとか100万行きたい」とするこの書き込み。

208,000発だと等価換算なら832,000円になるが、彼の通っているホールは手数料で30,000円以上引かれる。手数料はデカいのだ。

この手数料。毎回遊技が終わるたびにいちいち精算すると、その都度発生して引かれることになる。さらに、お菓子などに交換することもできない端玉も無駄になる。毎回交換していると、数百円単位の無駄が生じるわけだ。非等価地域ほどカードを作って貯玉して、次に遊ぶときに備えるのが一番なのだ。

ただ、この書き込みには即座に以下のような反論が。

「アホ丸出しだなww 最近のパチ屋は事前告知も無しに突然休業(実質廃業w)するから貯玉は程々にしといた方が後で泣きを見ないで済むぞw」

こういう意見も、一応しっかりと頭に入れておくべきだ。通常、パチンコホールが閉店となる場合、閉店日の10日ほど前に告知があり、その期間中は会員カードの精算を受け付けてるとアナウンスもしてくれる。

しかしこれは別にホールにとっては義務ではないので、いよいよ経営どころでなくなったホールの場合、平気で当日閉店をぶちかますこともある。

だから貯玉に関しても、現金換算で100万も200万も入れっぱなしにするのではなく、ある程度不測の事態に備えるべき、という主張をしているわけだ。

「補償のある25万発までは貯玉すべき」とする声もあるが……

この意見自体はある側面では正しい、リスク分散は大事だ。しかし、これに対しては「20万発とか下ブレですぐなくなるし、貯玉なくなって財布から出すのがどれだけマイナスかわかってないな。補償のある25万発までは貯玉すべき」との声も。

この貯玉補償25万発という数字。ちゃんと根拠はある。一般社団法人貯玉補償基金が、この基金に加盟しているホールが万が一閉店となった際に補償できる上限が25万発なのだ。ちなみに25万発はパチンコの上限で、パチスロの場合は5万発となっている。どちらも等価換算で100万円分となる。

前述の意見では、もしもの事態にも補償があるんだから25万発までは貯玉できるよ、と言っているわけだ。ただし、この補償にも注意が必要だ。加入ホール向けに、同法人が会員カードを作成する際に提示する会員規約のモデルとして提供されているPDFファイルの中には、こういう一文がある。

「当ホールが会員より預かっている貯玉について、万が一、商品への交換不能になった場合には、貯玉補償基金がカタログ掲載商品又は一般雑貨等で、貯玉に対応した商品交換等の貯玉の補償を実施します」

つまり、仮に突然ホールが閉店してしまった場合、当然そのホールがもう貯玉の精算を受け付けないわけなので、そうなったらカタログ商品と交換をして少しでも元を取ってね、という話になるのである。

この話自体は昔から知られているものと僕は認識していたが、意外と最近のユーザーは知らないのかもしれない。

それこそ僕も20年パチンコホールに出入りしている。実際に突然閉店して、貯玉の補償を受け付けなかった店があることは知っているが、自分がその被害に遭ったことはない。やっぱりほとんどのホールは、閉店直前の10日とか、1週間の期間を設けて貯玉の精算には応じてくれるし。

でも、中にはそういった措置を受けることができなかったという話も聞く。そうなった場合には貯玉補償基金のカタログ景品との交換という話になるわけだが、このカタログ景品のラインナップは海産物や肉、雑貨とかであって、現金で戻ってくるわけではない。また、現金化して元を取ることができるような景品も、そう多くないとも聞く。

本当にレアケースだが、沢山貯玉を抱えている店が突然倒れたら、当然もう景品交換は不可能になる。だから、貯め込み過ぎも良くない。しかしながら貯玉プレイ自体は非等価地域では必須のテクニックなので、まあ、上手く折り合いをつけて遊んで行こうねって話なのだ。

僕個人としては、大体20万円分ぐらい貯玉しておいて、そこから浮いた分は折を見てまとめて景品交換して換金している。それでも手数料で数千円とか取られるので勿体なく感じるけど、まあ仕方ないっすね。

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