「ビタ押しできなくて恥ずかしい」→「気にするな」パチスロ 5ch スレの意外な暖かさ。AT 全盛期に“技術介入機”が愛される理由 | キャリコネニュース
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「ビタ押しできなくて恥ずかしい」→「気にするな」パチスロ 5ch スレの意外な暖かさ。AT 全盛期に“技術介入機”が愛される理由

画像はイメージ

パチスロというのは今、目押しなんか不要のインチキくさいAT機全盛。AT機も少し前までは要所要所で目押しを要求する台は多かった。とはいえ4コマ目押しとか、2コマ目押しぐらいのもので、そんなに難しいものは要求されない。

もっと遡ると、そもそもビタ押しといって、指定の図柄を1コマの滑りもなく押さないとダメという仕組みの台が席捲する時代もあった。

そのため、僕も当時はビタ押しができた。なにせビタ押ししないと物凄く損する仕様だったので。お金を増やしに行く施設でそのチャンスを減らすのは勿体ないから、仕方なく猛特訓したものである。その向上心を、もっと別のところにぶつけていれば……。

ビタ押しが必要な台というのは現代でも多少生き残っている。その大半の台は、ビタ押しを決めれば獲得枚数に関する恩恵を得られるものばかりであるが、時代的にビタ押しができない人も増えているので、その真価を発揮できないケースも増えている。

ではどうすれば狙った枠に図柄をビタッと止めることができるのか。これについてはもう、鍛錬しかないと思う。(文:松本ミゾレ)

「ビタできない」=「恥ずかしい」という時代じゃないので、気にせず練習を…

昔、僕が打っていた『ガメラ ハイグレードビジョン』という台は、ボーナス中にチェリーフラグを引いた時、右リール中段を避けて上か下の枠に入賞させられないと獲得枚数15枚が8枚に激減してしまうというポイントが用意されていた。

たしかボーナス中のチェリー確率も1/10とかだったので、これをまともにやれないとボーナス獲得枚数に絶大な損が発生してしまうので、そりゃもう必死でやったっけ。

アレもたしかビタ押し必須だったと思うんだけど、今検索してみても2コマなのかビタなのかの説明がなく、当時参考にしてた個人サイトもYahoo!ジオシティとかだったので軒並み閉鎖。今では割と最近出た『ガメラ2』の仕様にすっかり検索汚染されてしまっている。
2004年の台なので4号機後期のマシンではあるんだけど、当時は特に説明がなくてもビタ前提みたいな機種もあった気がするので、多分ビタ押しでチェリーを中段以外に止めてたんだろうな。

あと、5号機になって登場したボーナスタイプの『ひぐらしのなく頃に』もビタ押しできると多少快適に遊技することができたっけ。確認すると2011年の台だった。

原作がなんか気持ちが悪いのでそんなに好きじゃなかったけど、時期的に目押しが必要な台もそう多くなかったので、ART機に疲れた時などに打っていた。たしか目押しが完璧だと、設定1でも機械割は103%程度ということだが、実際にこの台の収支は若干プラスで終わっていた。

ところが機械割が甘いというのはぼったくり店舗ではなかなか許されない存在だったようで、当時足しげく通っていたホールではすぐに撤去されてしまった。

短いスパンではあるが、この頃の収支表を見返すとボーナスの上振れもあってかなり美味しい思いをしていたことが分かるので、多分他にもそんなお客だらけで店も焦ったのかも。

『頃に』系はその後も遊技台をリリースし続けており、今年の2月には『Lパチスロうみねこのなく頃に2』という台が登場している。こちらも技術介入機で、機械割は設定1で98.4%だが、こちらも完全攻略時は103%相当となっている。

こういう台なのでホールは基本的に設定1で運用するのがマストだが、それでも最低103%の機械割というのは、今の時代にはなおさら貴重だろう。

先日も5ちゃんねるに当該機種のスレッド「Lパチスロうみねこのなく頃に2 Part11【オーイズミ】」が立っていたが、結構盛り上がっている。最近はAT機の機種板もそこまで伸びないことが多い中で、こういう設定をある程度無視できる技術介入機は成功体験に繋がりやすいのか人気のようだ。

スレッドを見ていくと、目押し技術が拙いために打つのが怖いという人の声も見受けられる。「ビタできないで恥ずかしいから打てない」といったような書き込みはその代表例だ。

ただし、この声に対して、スレッドの反応は比較的暖かい。ちょっと引用してみたい。

「ビタできてないなーって思うだけだし、損するのはその人だけだから別に何も思わないな 転落ミスも微小だし マナー守って楽しんで打つなら全然いいよ」
「練習しないと上達しないから気にするなよ」
「ビタ率60%くらいだけど楽しんで打ってるぞ、周りなぞ気にするだけ無駄」

こんな感じで、今はビタ必須の環境ではなくなったパチンコホールで、そもそもビタ押しできる方が異質な存在になっているからか、そこまでビタ押しができない人をバカにする風潮もない。

終日打ってビタ100%をキープできる超人が昔ほど多くないことも、一つの理由として存在するのかもしれない。

ビタ押しができない人も大事なホールの栄養素。居てくれないと困るのだ

そもそも、技術介入機を設置する店の思惑を考えてみれば、その台で儲けることはそんなに重視していないだろう、ということは台の仕様、設置台数の少なさで把握できる。誰も技術介入機でさっさと機械代を回収しようとはしていないはずだ。

細く長くの回収を考えて、少数設置に留める店が大半だろう。いくら機械割が100%を超えていても、思いもよらない大ハマリは発生する。

ビタ押しが完璧な人でも、ボーナス間の大ハマリに遭遇すれば大敗確実だ。ましてビタが出来ない人や危うい人となると、余計にホールに小銭を落としてくれる。

こういうお客こそホールにとっては神様で、徐々に徐々に、そして確実に負けてくれる有難い存在。言い方が悪い人はこれを「養分」と呼ぶみたいだけど、ホールにいる客のほぼ全員が養分なので自己紹介でしかない。

ところで、しばしば目押しができなくて負ける人について「こういう人がいるからホールも設定を入れてくれるんだから大事な存在」と捉えるお客もいる。

これについては僕としては「どうでしょうね」と思ってしまうところだ。今の厳しい景気状況では、来る客の大半にボロ負けしてもらわないといよいよ今現在まで生き延びたホールも傾きかねない。

「負けてくれる客がいっぱいいるから」と設定状況を安直に改善するような店は、もう潰れた店しかないんじゃないだろうか。そういう時だからこそ、技術介入機をビタで粘るという昔ながらの手法が使える人は自道に勝つんだろうなぁ。僕はもうダメ。最近打った「ガメラ2」では2コマ目押しすら失敗したし。養分なんです。私。

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