「オンナが働くことをとやかく言うなんて、大したオトコじゃない」 マギーが働く女性の足を引っ張る男性を一蹴
「女性が輝く社会を目指す」とか言いながらも、やはりまだまだ男性社会。どうも納得いかない、不公平じゃないか――。そんな悩みや不満を抱える働く女性たちの声を紹介したのは、8月9日の「わざわざ言うテレビ」(テレビ大阪)だ。まずは31歳事務職正社員の女性の怒りだ。
「給料を多くもらってるオッサン、もっと働け!」
街角の声も「全員が寿退社をすると思うな!」
男女平等がうたわれるこのご時世、仕事にそれなりのものを求められるのに、給料は男性陣に比べ薄給。女性は「出世は見込まれへん職種やのに、やたらと仕事量は増える。女性の社会進出とか女性を働きやすくさせるとか言ってるわりに、事務職の正社員が10年目の私で最後」と説明し、こう怒りを露わにする。
「どの口が、女性の社会進出言うてんねん!」
不意打ちの街角インタビューでここまで不満をぶちまけるとは、常日頃から相当溜め込んでいるに違いない。隣にいた連れの女性も「めっちゃ語るやん」と驚いていた。続いて、金融関係に勤める25歳営業職の女性の不満はこうだ。
「女性全員が寿退社をすると思うな!」
女性は結婚や出産で仕事をすぐに辞めると思われ、仕事の面で信頼されにくいと話すこの女性。新規開拓をしていて「口座作って下さい」と言っても、「女の子は辞めるからいい」となるのが悩みと明かす。
ずっと働きつづけるつもりの彼女は「女性だから」とひと括りにせず、「私を見て判断してほしい」と主張する。確かに女性の全員がいずれ辞めると考えるのは、働くモチベーションも下げられるし、古い。
男前マギー「私が稼いで、私が家を建てる」
その他、「飲み会の時にホステス代わりにするな!」という35歳女性庭師の怒りなどがあった。これはムカつく。お酌したり、お皿に取り分けたりする作業を「女性がして当然」と思っているオッサンのいまだ多いこと!
スタジオのメッセンジャー黒田有も、芸能界でも結局は男性(彼氏・旦那)次第で変わる女性が多いとした。付き合っている男性から「この仕事はやめてほしい」と言われたら、あっさりやめてしまいがちだということだ。黒田はマギーに、こう問うた。
「彼氏おったとして、(この番組みたいな)『下品な男2人に挟まれてアホちゃうか? やめろ!』と言われたらどうする?」
大胆な写真集など出しているマギーからすれば、現実的にありそうな場面だ。女性からすれば、大事な仕事VS愛する彼氏の間で揺れ迷うところ。しかし男前のマギーは、あっさりとこう答える。
「それを言う男とは、まず付き合わない。『ソコは私の仕事だから』ってハッキリ言う」
さらに「(女性の)仕事のことをとやかく言う男なんて、たいした男じゃない」と切り捨て、「私が稼いで、私が家を建てるっていう考えはあります」と男前発言を重ねた。男社会に怒れる女性たちの悩みなど一気に吹き飛ばしてしまったマギーの男気は凄い。(文:みゆくらけん)
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