小学校時代、給食完食できず先生に泣かされた思い出 「吐くまで食べてた。吐いても怒られてた」「あの女教師覚えてろよ!」
先ごろ「ガールズちゃんねる」にて「かつて小学校時代、給食完食主義の先生に泣かされた人~!」というトピックが話題になった。投稿者は本文に、「泣かされた人、何歳ですか? 平成生まれはそんなことない?」と質問を書き込んでいる。
これに対して多くの経験談が寄せられた。いくつか目に付いたものを紹介していきたい。
「友達が先生に全部食べろと言われて、皆が掃除してる時でも頑張って食べてたけど嘔吐してた。あれは気の毒だったな」 「24です。残すなと言われていて昼休み潰して掃除時間になるまで机に給食がありました」
「吐くまで食べてた。吐いても怒られてた」
「平成元年生まれだけど、給食厳しかったよ。給食の後の休憩時間や掃除の時間や授業が始まってもずっと食べてる子いた。私も給食大嫌いで本当につらかった」
僕は1990年代初頭に小学生だった。それ以降はゆとり教育とかで、食べ残しても怒られなくなったのかなと思っていたんだけど、20代前半の若い人の中にも、同じような経験をした人もいるようだ。
ということは、ひょっとすると今現在でも、給食が完食できずに先生に怒られている子も、まだいるのかもしれない。
給食を食べきれない子をあんなに怒る必要はあるのか
今振り返ると、「何もそこまで追い詰めなくても……」と言いたくなるような、クレイジーな先生も多かった。特に、クラスでもあんまり人気がないような子が残しているのを見ると、烈火のごとくブチギレて「何でいっつも残すの!」とか言っちゃう様子を見てると、「いじめじゃん」という気持ちでいっぱいになった。
一体どうして、あんなことを先生はやっていたんだろうと考えるに、答えはきっと2つしかないと思う。1つは、その子の偏食を、どうにかして矯正してあげたいという純粋な教師としての使命感。そしてもう1つが、「なんかこう、コイツ見てるとイライラするなぁ」という私的でネガティブな感情に由来するものだ。
前者の場合は、押し付けがましい部分もあるが、後年になって生徒も「あ、あの時の指導。あれは本当に自分のためを思ってたんだなぁ」と気が付くこともあるかもしれない。
しかし後者の場合は、詰められた本人も、それを見ていた他の子たちも「あれは絶対自分の鬱憤晴らしだったよなぁ」と思うに違いない。
たかが給食程度で憤慨するヒステリック教師は何十年経っても恨まれる
現にこのトピックには、そういった経験を持ち、強い恨みとトラウマを抱える人らの声も、チラホラ見ることができる。
「しいたけ無理矢理食べさせられた。今でもしいたけ大嫌い。あの女教師覚えてろよ!」
「担任は班単位で連帯責任だとか言い出す先生で、少食で食べるのも遅い私はもちろんビリ。班のみんなは私のせいで昼休みが短くなってイライラ。そして激しいイジメにあいました。 当時25歳の女の先生だったんだけど次の年結婚して退職してった。今でも忘れられない」
たかが給食が食べられないぐらいで、この仕打ち。なんとも悲しい小学生時代の記憶たちだ。今なら「それは虐待!」で通るものが、一頃昔には決して珍しいものでもなかったというのは、なんとも恐ろしい。
考えてみえば、小学生と日々触れ合う中で、いつの間にか教師じゃなく、お山の大将みたいになっちゃう先生っていたなぁ。そんな先生が先日、僕の同級生の家にアポなしで遊びに来たという話を、同級生から教えてもらった。この先生は同級生とその奥さんから思いっきり塩対応を受けてしまい、数分で退散したということだ。
それにしても、20年も前に受け持った生徒の1人の家に、いきなり遊びに行くなんてどういう了見なんだろうか。先生の中のごく一部だと思うけど、おかしなヤツって確実にいるんだよなぁ。
まあ、おかしくなきゃ、給食が食べられない程度で、いちいち生徒を号泣させたり嘔吐なんかさせないよなぁ。
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