“モヤシ安すぎて生産者苦境”にマツコが物申す!「なんでトマトに何百円も出せてモヤシに40円出せないのよ!」
この記事を受け、庶民の味方であるモヤシを熱く応援する姿勢をみせたのはコメンテーターのマツコ・デラックスだ。マツコはモヤシを「苦しい時に使う野菜の筆頭」としながら、だからこそ「一番安い野菜の象徴だから値段を上げるのは考えられないんだと思う」と推測した。
しかし、時代に合った価格というものがある。生産危機に直面しながらも値段を上げられずに頑張って作っている生産者の気持ちを「なんで貧しい人たちを支えるのに自分たちがどんどん貧しくならなきゃいけないんだっていうのになっちゃう」と代弁したマツコ。「せめて適正価格の40円になったら」と主張すると、隣の若林史江が「高い!」と即答。するとマツコは
「あんたみたいなね、モヤシの40円を『高い』っていってバカみたいなトマトに1000円ぐらい出すようなバカ女がいるからこんなことになるのよ!?」
と声を荒らげた。「なんでトマトに何百円も出せてモヤシに40円出せないのよ!」とも。
いわれてみれば確かにそうだ。スーパーやデパ地下で常に主役の位置で華々しく存在し、2つ600円とかいうセレブな価格で販売されているトマトに対し、モヤシの存在感の薄さよ。「場所いただいてスイマセン」といわんばかりの超低姿勢で売り場の隅っこに陳列され、トマトの10分の1以下の価格で売られている。
「まずは大手が一斉に値上げをするべき」
しかし考えてみよう。売り場から消えてしまって困るのはどちらか。トマトは種類が豊富なため、売り切れていても他の種類でなんとかなる。しかしそもそも種類数が少ないモヤシはそうはいかない。
販売価格の安さもさることながら、食材としても超使い勝手の良いモヤシ。シャキシャキの食感で低カロリー、他のどんな食材にもさりげなく寄り添う大変優秀で稀少な野菜ではないか。モヤシをナメてはいけない。
「ありがたいものなのよ。だから無くなっちゃったら困るでしょ?このままいったら高くなるわよ。『最低限40円にして下さい』っていってるわけじゃない?」
マツコは最後までそう熱弁をふるった。値上げは「まずは大手が一斉にやってあげるべき」とも。確かに40円なら、まだまだ安い。
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