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“ノージェンダー”掲げる新星も! 「オネエ」新時代に生き残るのは誰か?

オネエタレントらは今、戦国時代を生きている。マツコ・デラックスを筆頭にミッツ・マングローブ、IKKO、IVAN、KABA.ちゃん、クリス松村、はるな愛、佐藤かよ、小椋ケンイチ(おぐねー)、前田健(まえけん)、山咲トオル、ブルボンヌなど、ざっと思い浮かべるだけでもたくさんいる。

それに加え、最近では濃いキャラクターの新オネエが続々と出てきている。まず、勢いが凄いのはGENKING。3月に「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演したのをきっかけに、彼(彼女)はブレイクした。(文:みゆくらけん)

注目は「元専業主婦のロングヘア美男子」

社会の多様化を先取りしているのかも?

社会の多様化を先取りしているのかも?

「やーよ!」というフレーズ、ロングヘア美男子というルックス、元専業主婦という肩書きで、現在はイケメン男性好きだが、「男と女の両方を合わせ持つ」ノージェンダーを掲げている。元彼がおぐねーだということも有名。SNSのインスタグラムで36万人以上のフォロワーを持つ、今最も注目されているオネエ界期待の新星だ。

そのGENKINGと仲の良いJunJunも注目されている。7月18日の「有吉反省会」(日本テレビ系)には「モデルより目立つヘアメイクアーティスト」として出演し、ロングヘアにヒゲという強烈なインパクトで話題となった。

「で、どっちなの?」と言いたくなる風貌をしているが、本人いわく、男でも女でもない「妖精」なのだとか。そこらのモデルよりスタイルが良くイケメンな彼(彼女)は、事情を知らない女子らに惚れられることも多いとか。

その他、「セレブオネエ」という新キャラの「ピカ子」、ニューハーフ世界大会準グランプリのグラドルオネエ・たけうち亜美、造花で作る楽屋ミラーで業界人気のアーティストオネエ・トシ子ちゃんなど続々と出現している。

ひとくくり扱いにクリス松村反論「それぞれ違うの」

テレビタレント全体でのオネエ割合がここまで高いのは過去に例がない。毎日必ず何人ものオネエがテレビに出演している。

とはいえ、ひとことで「オネエ」といっても女装家、ゲイ、ニューハーフなど様々なタイプがあり、クリス松村は「ひと括りにしないでほしい。オネエはもっと深いから。それぞれオネエって違うの」(7月23日のTOKYO MX「5時に夢中!」での発言)と訴えていた。

しかし視聴者からすれば、オネエはオネエ。テレビ全体で見るオネエ率がいくら上がったとはいえ、画として見ればひと番組に何人ものオネエがいるのではどうしてもガチャガチャして見える。そのせいか、特番でもない限り基本的には「ひと番組にオネエひとり」となっているように思う。

そうなると必然的にイス取りゲームがはじまるのは必然。増えると陶太されるわけだ。そういう意味では今、ポジションが安定し、イスを奪われないのはマツコ・デラックスぐらいかもしれない。

本業が別にあるのもオネエキャラの特徴?

ちなみに7月17日の「5時に夢中!」で、美川憲一について「オネエキャラとしての需要があるか」というネタが取り上げられた時、ピーターがキレ気味に突っ込んでいた。

「第一、オネエキャラの位置を狙っているわけじゃないから美川さん。歌手だから!」

確かにそうだった(笑)。でも、本業があってもバラエティ出演の方に比重を置いてるオネエ、多いような。。。

あわせてよみたい:米国の若者の6割は「男か女」の区分けに違和感

 

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