iPhone Xsよりも新型Apple Watchに注目すべし! 「健康をウォッチする」機能が進化し、転倒検知機能も
AppleがiPhoneの新モデル「iPhone Xs」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の3種類と、Apple Watchの新モデル「Apple Watch Series 4」を発表した。ただ、各iPhoneのホームボタンがなくなったことに、「時代と逆行してない?」「ホームボタンのあるiPhone8買うわ」といった意見や、「iPhone XS Max」512GBモデルが16万4800円もすることに「誰が買うんだよ」「スマホの価格じゃない」などネガティブな意見が噴出している。
新モデルのiPhoneはあまりウェルカムではなさそうだが、一方で同時に発表された「Apple Watch Series 4」はなかなか有能そうだ。9月14日に放送された『モーニングCROSS』(MX系)では、スマートニュース社の松浦シゲキさんが出演し、「注目はiPhoneではなくWatch」と同商品の利便性を語った。(文:石川祐介)
心電図を取得でき、不整脈の通知が受けれる機能も ただし……
製品ページには「すべてが新しく。健康のための新しい習慣です」と記載されており、松浦さんは
「健康をウォッチすることっていうのを押し出してるんです」
とセールスポイントを紹介。従来のApple Watchでも心拍数の測定など、健康面をサポートする機能は多く搭載されているが、今回さらなるアップデートが施されているようだ。
松浦さんはどの辺が優れたのかについて
「心電図の取得、不整脈の通知ができるようになった。あと、転倒して起き上がれなくなった時に、アラートが然るべきところに飛ぶ」
と話す。ただ、「残念なところがあって、米国のみっていうオチがついちゃってる」と心電図取得や不整脈通知は現在はアメリカでのみ利用できるサービスで、日本では制度上、まだ利用することはできないと語った。
身体の変化を常にチェックすることは病気の予防にも繋がる
また、松浦さんは
「(健康チェックは)これまで大掛かりな機材でやってたじゃないですか? それが気軽に手元でチェックできる。普段は意味ないけど、有事の時にはその記録が役に立つ」
と続ける。日頃から「Apple Watch Series 4」を装着し身体のデータを収集しておけば、もし身体に不調が起きても、適切な処置をする際の判断材料になるかもしれない。
さらに、「なにか変化があった時に、その変化を基に予防できる。予防できることがこれからのテクノロジーでドンドン行われる。その1つの印としてApple Watchを考えてもいいのかな」と身体のちょっとした異変に気づくことができるため、病気の予防にも役立つと話した。
問題をいち早く解決するよりも、問題を起こさないようにすることがベストだ。テクノロジーが進歩すれば、病気や事故などを未然に防ぐことがより可能になっていくのだろう。