女性が丼物を食べるのは「らしくない」? 「その観点なら男はスイーツ禁止だな」と反発相次ぐ
投稿者の友人が「かつ丼とか女が食べるものじゃない」という発言に、投稿者は「それ差別じゃないのか」と訊ねた。しかし友人は「絶対に許せない」と譲らなかったそうだ。天丼や親子丼なども含め、丼物全般がNGなのだという。
許せない理由は「女の子らしくない」から。投稿者は、「丼物を食うのが許せないとか頭がおかしい。意味が分からなかった」と、友人に対する違和感を綴っていた。
コメント欄でも、
「それ女を差別してるんじゃ無くて、男なら女に夢見すぎてる、女なら男目線気にしすぎてこじらせてるだけ」
「その観点なら男はスイーツ禁止だな」
「勝手に『女の子らしさ』を妄想するのはいいとして、その価値観を他者に押し付けたり公言するようなら、ただの阿呆だよなぁ」
など友人への否定的な意見が寄せられた。
「量が多い」から丼物を避ける女性も「ご飯が6割くらい余ってしまう」
丼物を食べるのが「女性らしいか」とは逸れるが、女性の中には、丼物をあえて食べない、食べたくない、という人もいるようだ。今年6月にはてな匿名ダイアリーに投稿された「女の人は丼モノが嫌いらしい」では、「たくさん食べられないから」という理由で丼物を食べない女性から聞いた話が寄せられていた。
「話を聞くと、なぜか丼モノで食べるとすぐにお腹がいっぱいになり食べられなくなるから。と言っていた。同量のものであっても、ご飯と同時に食べず、分けて食べるとそこまでお腹いっぱいにならないのだとか。海鮮丼の具を分けて、ご飯と刺身、みたいな感じにすると食べられる様である」
コメントでも、「通常丼ものって定食よりご飯多いからな」「女かつ少食のほうだけど、丼は好き。(中略)しかし食べきれない。 具をメインに食べてご飯が6割くらい残ってしまう」など、同意する声が寄せられていた。
ただ、「人によるよ」「ご飯の上に具が乗った料理が苦手な人は男女問わずいる」というのはもっともだ。何かを食べた時、性別に絡めてネガティブな反応をされる社会は、そろそろなくならないものだろうか。