有吉、日本人横綱の誕生には「野球やサッカーの人気を低迷させるしかない」「大谷翔平が相撲やってたら今頃は大横綱」
有吉さんは続けて「どうやったら良い横綱作れるんだろうね、日本出身の」と、怪我をしないで勝ち続けることのできる日本人横綱を誕生させる方法を思案する。
「日本は一番運動神経が良いやつが野球かサッカーにいく。そこから、テニスにいったり、バスケ、バレー。で、そこからこぼれたけどなかなか強いやつが格闘技いったり。相撲にいく人が少ない」
身体能力が優れている子供達は、野球やサッカーなどの人気スポーツに流れてしまうことが多い。確かに、こうした点も強い日本人横綱の不在に影響を与えているのかもしれない。
また、力士を志す若者が少ない原因の1つとして、若い人が相撲を「モテる」スポーツだと思っていないことも指摘する。
「若い子は、お相撲さんがモテるって分かってないんだよな。モテるよ、本当に。女の人って、鬢付け油の匂いが好きなんだって。良い奥さん連れてる人多いじゃない」
と、力士を好きな女性は少なくないという持論を展開した。
「運動神経良い人が他のスポーツに取られすぎ」
また、有吉さんは「運動神経の良い人が来ないとダメだな。今取られすぎだわ、他のスポーツに」と”逸材”がいない現状を嘆く。アシスタントのタイムマシーン3号の山本浩司さんから「宇良くん(編注:宇良和輝さん。現在注目されている若手力士)とかどうですか?」と聞かれるも、
「宇良くんはすごい運動神経良いけど、プロ野球選手になる人、サッカー選手になる人と比べたら多分アレだろ」
と辛口なコメントをしていた。日本人横綱を誕生させるための秘策としては、
「プロ野球とかサッカーの人気を無くさないといけない、相撲人気を復活させるには」
と言う。他のスポーツの人気を低迷させ、相撲への注目度を相対的に上げるしかないという提案だ。「大谷翔平が相撲やってたら今は大横綱だよ」と、世界で活躍するスーパースターがもし力士になっていたら、と空想を膨らませていた。
ちなみに、宇良力士は19日現在、無傷の5連勝を飾っている。横綱不在を感じさせない活躍を見せてくれるかもしれない。