予算1万円、有休を1日使ってストレスを発散する方法 疲弊した心身を回復させるにはどうすればいい? | キャリコネニュース
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予算1万円、有休を1日使ってストレスを発散する方法 疲弊した心身を回復させるにはどうすればいい?

あなたならどう過ごす?

あなたならどう過ごす?

仕事のストレスをゼロにすることは絶対にできないと思う。仕事の内容もさることながら、人間関係で余計な苛立ちを得ることも多い。労働のストレスは、休日にどうにかして発散しなきゃならんのが現代人の宿業である。

先日、はてな匿名ダイアリーに「有給1日使ってできるリフレッシュ方法」という投稿が寄せられた。これを書いた人物は都内在住で、社内外での人間関係の悪化に悩み、かつそれが社内評価にも繋がるという悪循環に苦労しているという。(文:松本ミゾレ)

「一日のリフレッシュなら片道2時間くらいの観光地」

最近ではとうとう駅のトイレに入ったきり動けなくなったそうで、「こうなったら1日有休をとってリフレッシュしよう」と考えているそうだ。そのための予算は、5000円から1万円程度。なにか良い案はないかと問いかけた。

トイレから出れなくなるというのはなかなかに進退窮まった状況ではないかと推測してしまう。1日程度の有休では焼け石に水でしかない気がするものの、そんな心配をされるようなことは、彼は今回求めていない。あくまで予算内で可能なリフレッシュするアイディアだ。

投稿を読んだ人たちからの意見は色々と出ていた様子なので、まずはその中からいくつか紹介してみたい。

「高尾山の温泉」
「一日のリフレッシュなら片道2時間くらいの観光地。都内からなら鎌倉江ノ島川越浅草小田原とか。あとスーパー銭湯」
「サイクリングやジムの後スパ銭で汗を流し、ビールを飲む。俺はこれを毎週やっている」

こんな感じで、体を動かしたり、どこかの温泉に浸かるといった意見を挙げる声は多かった。昼飲みも効果的なストレス解消になりそうなので、イケる口ならそういう方向で検討しても、5000円もあれば十分だろう。

有休を取得してストレス発散するよりも、転職するのが一番な気も…

ただ、僕の意見になるが、やっぱり気になるのは、彼が駅のトイレから動けなくなったと書き込んでいる点。読み進めてみると、彼はかつて精神科にもかかったことがあるということだが、だからと言って特に状況が変わったわけでもなかったそうだ。恐らく、そういう経緯もあって、現状を改善するために有休を取得しようと考えているのだろう。

もっとも、これも僕の勝手な考えになるが、ストレス発散のための予算が5000円から1万というのは少ないと思う。そもそも仕事で食らった積年のストレスを1日で発散できるはずはないが、だとしてもお金をもう少し贅沢に使って楽しむほうが、ストレス低減になるのではないだろうか。

いや、もっと突っ込んで書くと、駅のトイレで動けなくなるほどの仕事って、もう当人にとっても相当な心的負担になっている。いまさら温泉に浸かっただけでどうにかなる話じゃない。無理にそんな職場で疲弊するよりも、転職するという選択肢もアリではなかろうか。

キツかったらもっとマシな人生を模索する。これは当たり前の権利だ。一度だけの人生だ。仕事で心身を壊してしまうのはあまりにもったいない。一旦休むにしても、その後は会社を移ったほうがいいのではと思った。

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