マツコ、将来に悩む26歳ギター女子に「行きたくもない会社に行ってヤケ酒してる女より幸せ」とエール
マツコさんは続けて、
「あなたが今からすることは、いかに人の道を外れるかってことをしていくんだから、(ミュージシャンは)外れないと面白くないことを目指してやってるわけじゃない?」
「外れないで生きようと思っている人と比べちゃダメ」
と、そもそもミュージシャンという個性が大切になる仕事に就こうとしているのに、周囲と比較するのは根本的に違う指摘する。
また、井崎さんは10年間は音楽活動を続けたいと抱負を語るも、もし売れなければ34、35歳で社会に出なければならないことに恐怖を覚えていると話す。
しかし、マツコさんは
「それが怖いんだったらやれないよ。人生を棒に振るぐらいの覚悟でやらないとダメよ」
と檄を飛ばした。
やりたいことがあってそれを続けられるのは幸せ
そして、マツコさんは「人間って自分の置かれている状況や自分の見た目のせいにするけど、人間は変われない。あなたはそういう人なんだからいいわよ、気にしない」と井崎さんの生き方を肯定する優しい言葉をかけるも、
「私は音楽やってたから幸せになれなかったとか、もし10年後上手くいかなかったとしても、それは音楽のせいじゃなくてあなたが悪いし、果たしてそれが悪いかもわかんないわけ」
と自身の人生が上手くいかなかったとしても、現在やっている音楽活動を責めてはいけないと念を押す。
さらに、マツコさんは自分のやりたいことを見つけ、それを今も続けられている井崎さんは実は幸せ者なのではないかと諭す。
「同年代で『こんなはずじゃなかった』と思って毎日電車に揺られて、行きたくもない会社に行って、帰りに立ち飲み屋でヤケ酒飲んで、酔っぱらって寝るしかない女の子はいっぱいいるわけよ。それに比べたらまだ幸せじゃない?」
巧みに飴と鞭を使い分けて井崎さんの背中を押したマツコさんだが、「好きだと思ってることもまやかしだからね」とつぶやいた。