人気声優のアー写撮影風景に心配の声相次ぐ 建物屋上、プラパレ8段の”即席お立ち台”でポージング
身長162センチの沼倉さんは厚底ブーツを履いており、撮影時は靴底の高さを合わせて170センチ前後はあったと思われる。積み重ねたパレットの高さもちょうど沼倉さんと同じくらいの高さなので、目線の高さは大体3メートルと言ったところだろうか。強い風が吹いて転倒でもしたら大怪我に繋がりかねない。ここで立つのは勇気がいりそうだ。
本人はブログで「きちんと安全を確認した上での撮影なので、心配しないでくださいね」と書いていたが、ネット上では、
「声優を積み重ねたプラパレの上に立たせるな」
「もう少し安全面に考慮した撮影が出来なかったのか」
といった声が相次いだ。現場を想像して肝を冷やした人が多かったようだ。
ブログの画像を改めて確認すると、一応ビルの端から距離を取っていることが確認できる。パレットはひもで固定され、台車にもロック機能のようなものも見える。沼倉さんも
「それより稀に見る私の美しさをみて笑笑」
と呼び掛けていた。苦労して撮影した写真だけに、イメージ写真よりも撮影風景が脚光を浴びてしまうことは腑に落ちないだろう。
ネット上では奈良県で2017年に発生した死亡事故を思い出した人もいた。ただ、奈良県のケースでは、倉庫の照明を交換しようと、フォークリフトの上に37枚ものパレットを重ねており、高さはフォークリフトを含めると7メートル近くになったはず。今回とは状況が異なるものの、やはり危険という認識には変わりないだろう。