槇原敬之のCD、メルカリで高額転売相次ぐ アマゾンでもトップ3独占、販売自粛を懸念して需要高まる
2010年に発売された「Noriyuki Makihara 20th Anniversary Best LIFE」についても定価より高い5000円以上の出品が複数ある。高額転売というほどではないが、何とか入手しておきたい人のニーズを見て出品しているようだ。
ほかには19年のツアー映像を収録したブルーレイ「Makihara Noriyuki Concert Tour 2019 “Design & Reason”」(定価8140円)が約1.6倍の1万3000円で転売されているケースもあった。
アマゾンの売れ筋ランキングでも、ミュージックカテゴリーのトップ3を独占。1位には、来月発売予定のセルフカバーアルバム「Bespoke」が入っているが、すでに受注停止となっており、定価の約5倍になる2万円近いプレミア価格で出品する業者もある。
6、8位にも槇原容疑者の過去作品がランクインしたが、在庫があるのはいずれも定価以上のもので、需要が急拡大している様子が見て取れる。
“もしも”のときのためにアーティストのファンはCDを持っていたほうがいい?
近年、アーティストのファンであっても、CDを買わずに定額制の音楽サービスで楽曲を聞いている人が増えている。ピエール瀧さんが逮捕された際は、CDが店頭から回収されただけでなく配信もストップしたが、そうした事態を見越して早期にCDを確保する動きが広がっていると思われる。
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所属先の株式会社ワーズアンドミュージックは13日、槇原容疑者のサイトを非公開にするとともにコメントを発表。逮捕報道について”たいへん遺憾なこと”とした上で、
「現在、詳細な事実確認を行っておりますが、警察において取り調べ中のため、その状況の進捗を待っているところでございます。この事態を真摯に受け止め、多大なるご迷惑をおかけしております関係各位の皆様へ対応させていただく所存でございます。」
と述べている。