芸能人の“アンチ”は一体なにを考えている? 「一周回って好きなんじゃないか」「暇人」 | キャリコネニュース
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芸能人の“アンチ”は一体なにを考えている? 「一周回って好きなんじゃないか」「暇人」

アンチの心理とは……

アンチの心理とは……

インターネットが普及したことで、芸能人やミュージシャン、漫画家ら有名人のアンチを目にする機会が増えた。アンチを見ていると、思わず「なんでこんな熱心に他人を叩けるんだろう」「労力をもっと自分のために使えばいいのに」と考えてしまう人も多いのではないだろうか。

ガールズちゃんねるに2月上旬、「アンチの心理」というトピックを立てたトピ主もその一人だ。「そんなに嫌いなら放っておけばお互い嫌な思いしなくてすむのになんで構うんだろう?」と疑問を綴った。(文:石川祐介)

「誰かに見てほしい。構ってほしい。だからネットでわいてくる」

「暇人なんだろうね。もっと他にやることないの?って思っちゃう」
「アンチって『暇人だな?』って思う。本当に心の底から嫌いだったらまずトピックとか開かないし、一周回って好きなんじゃないかって思う」

アンチには暇人が多いという指摘が多く見られた。確かに時間に追われていれば、わざわざ好きじゃない有名人の情報を得ようとはしないし、不平不満を持つ機会すらない。”アンチ活動”が趣味になっている人は、ある意味うらやましい生活を送っていると言えそうだ。

また、ほかにも「その人が嫌いというより人を叩くのが趣味なんだよ」と人を攻撃することでストレス発散をしているという意見が見られた。

「誰かに見てほしい。構ってほしい。だからネットでわいてくる。本人は自分が正論を言ってると信じて疑わない」

自分の価値観とは違った言動を許容できないため、攻撃するケースもあるのかもしれない。また、コメントにあるように自分の発言に誰かが同調してくれることが嬉しく、孤独感を紛らわせるために有名人への攻撃活動を続けている人もいるようだ。

「コンプレックスが原動力になっている」という指摘も

アンチの心理はそれだけではない。

「自分にないものを相手が持っていて『なんでこいつが!』ってコンプレックス刺激されるとしか思えない」という指摘も。有名人が不倫をした際、ここぞとばかりにアンチが湧くが「自分も不倫をしたい」「異性に好かれたい」というコンプレックスが潜んでいるのだろうか。

「自分の理想を芸能人に投影して、理想通りの時は熱狂的なファンだけど、少しでも理想から外れると奈落の底まで叩き落とす。叩いて嫌な思いをさせて、相手がまた思い通りになるようにコントロールしようとしてるんだと思う」

有名人を勝手に自分の理想に当てはめ、そこから少しでも外れると怒り狂う、一種の支配欲がアンチにはあるという見方もあった。

何にせよ「やってて虚しくならないのかなって思う」というコメントがあるように、人を攻撃しても自分の生活が豊かになることはないのだが……。

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