トイレットペーパーやマスクの品薄状態が続いている。YouTuberのヒカキンさんは3月2日、薬局やスーパー等の店員に労いの言葉を掛けるよう動画で呼びかけた。
ヒカキンさんはマスク・トイレットペーパー買い占め騒動で、薬局やスーパーなどで働いている人に大きなストレスがかかっていると話す。
「朝から晩まで『マスクないですか?』『すみません!もう今全然入ってこなくて』っていうと『なんでねえんだよ!』『いつ入って来るのよ!』とか。電話もずっとかかってくるんだって(略)。ずーっと何週間も前からやっていて、疲れ切っていると思うんですよね」
朝から晩まで「水はないのか」「缶詰は?」など在庫を聞かれるたび謝っていた
在庫を聞いたけどないといわれた際、「少しでも、そうですよね、お疲れ様ですって言ってあげるだけでそのスーパーや薬局の方、マスクに携わっている人への配慮もしてあげましょう」という。
ヒカキンさんは2011年に東日本大震災が発生した際、スーパーの店員として働いていたという。水や缶詰が完売となっているにも関わらず、朝から晩まで「水はないのか」「缶詰は?」など在庫を聞かれるたび謝っていた。
当時を振り返って「僕も相当疲れた経験があってですね」と話す。続けて、
「それよりも今回のほうがすごいんじゃないかって想像もつくので本当に今日本のみならず世界中で大変な時だと思うんですが、こういう時ほど冷静にみんなでね、助け合っていきましょう」
とコメントした。コメント欄には薬局等で働くという人から「ヒカキンさんの『本当にお疲れ様です』って言ってくれたところ最高に嬉しかったです」といった声が寄せられている。