自身は子ども時代、ずっと漫画を読んでいて「勉強は苦手だった」というが、「その経験があるからいま台本を読んで理解することができるし、こうして役者をやれている」と綴る。
「好きな漫画や台本に出てくる言葉や史実は興味を持って調べるし、いま俳句や小説をやってる弟も文芸に興味を持ったきっかけはゲームのシナリオだったらしい。全ての文化は地続きだから、大人がみて『時間の無駄でしかない』と思うことからも子どもは何かを学んでゆくんだよ」
例えば、ゲームをやり尽くしたら「この言葉はどういう意味?」「時代背景は?」「このプログラムはどうやって?」など深く掘り下げたくなる時が来るとし、「そうなったら勉強や調べものもするさぁ」と語った。ゲームも将来的には学びに繋がると感じているようだ。
またやりたいことが分からない人が増える中で、「『寝食を忘れて没頭出来ること』があるってそれだけで僕は才能だと思うし、『子どもの頃に好きだったこと』はいずれ大きな翼となって、大人になった自分を支えてくれるんだと思う」とコメントした。
リプライ欄には「私はそのタイプでしたね。とことん突き詰めてゲームのプログラム組んで遊んでました」「自分はゲームや漫画、小説で、歴史を学んだ部分が多かったです」など春名さんに賛同するコメントが寄せられた。中には「香川県の実験が十年後にどのような成果をもたらすか、注視しましょう」という声も見られた。