この動画について、春名さんはツイッターで「でも貧乏バージョンをつくってみて分かったんだけど、あれは別に優雅なお金持ちだからムカつくんじゃないんですよ。僕みたいな貧乏人がやってもやっぱりムカつくんです」といい、
「理由は左で星野源さんが『踊ろう(コラボしよう)』って何度も呼びかけてくれているのに、右の人がずっと無視しているからです」
と綴る。
「『うち(※心の内。家ではない)で踊ろう』隣でずっと歌いながら呼びかけてくれる誰かの声を、ひたすら無視し続ける。それは今エンタメ界の悲鳴を無視し続ける政治そのものかもしれない」
そのため「どんなにゆったりくつろいでいる動画でも、同じことをしたのが僕であっても、見てると悲しくなるんですね」と分析する。
「なぜそこのあなたは耳をかたむけて、アーティストの声を聴いてはくれないの?」
星野さんは今月3日、Instagramに同曲を投稿し「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と呼びかけた。
春名さんは星野さんとのコラボについて「星野源さんの歌に心で『応えて』、共に胸躍らせて、それではじめて成立する」と説明。実際に動画を撮影した際、「やってみると分かるけど、あの曲を聴きながら『何もしない』って結構難しいです」と述べ、
「あれは安倍さんだから批判されたのでもなければ、金持ちだから鼻についたのでもない。このモヤモヤはきっと、なぜそこのあなたは耳をかたむけて、アーティストの声を聴いてはくれないの?って事なんだと思います」
と綴った。