「Fallout 76」大規模アップデート実装でさらに面白く 出戻りプレイヤーも続々 | キャリコネニュース - Page 2
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「Fallout 76」大規模アップデート実装でさらに面白く 出戻りプレイヤーも続々

人気シリーズであるために前評判もかなり高かった、このゲーム。しかし、当時蓋を開けてみれば、内容は散々なものだった。

まず目につくのが強烈なバグの応酬。多過ぎてとてもすべては紹介できない。なにせ直近のアップデートでも、1000を超える不具合が解消されたとアナウンスされたばかり。仕様なのかバグなのか、曖昧なまま遊んでいるプレイヤーだらけだった。僕もそのなかの1人。

それから本作では、人がいなくなったアパラチアで”人間の痕跡を探す”というゲームデザインを採用していたが、これも旧来ファンから「NPCがいないのは寂しい」と非難されていた。一応、いなくなった理由は補足されてるんだけど、やっぱり寂しいのは事実だった。

人間型NPCがいなかった理由は、スコーチ病という奇病の蔓延によって、人間がスコーチという化け物になり、他の生存者を襲うようになってしまったことだ。

そのスコーチを倒すために、戦って全滅した派閥などがあったこと。荒廃したアパラチアに見切りをつけて、本編スタートより数年も前に他所の土地に逃げた者も多数いたこと。これらが、NPCを配置していない理由だった。

これが「Wastelanders」の実装以降では、アパラチアが復興しつつあるという情報を耳にした多数の生存者が集まるようになったというわけだ。

NPCが大勢戻ってきたことによって、現在の『Fallout 76』では複数の派閥が形成されている。入植者、レイダー、カルト宗教団体など。そして、各地でそれぞれの派閥が敵対しているし、元々アパラチアにいるクリーチャーともしのぎを削っている。

プレイヤーは入植者、もしくはレイダーの派閥と協力関係を持つことはできる。そのためにはまあ、イベントを相当数こなすことになるんだけども。

ものすごく単純に書くと、これまでのシリーズで出来ていたことがやっと出来るようになっただけのことなんだけど、これまでが不評だった分、出戻りプレイヤーが着実に増えている。僕のフレンドリストだけを見ても、もう半年以上ログインしていなかった各国のプレイヤーが復帰しているぐらいだ。

また、このアップデートに併せてSteamでも本作の配信がスタートされ、レビューも「ほぼ好評」とかつての評価が嘘のように受け入れられている。

自分の拠点に商人!仲間も常駐!犬はまだ……?

さらに、このアップデートによってアパラチアのインフラも徐々に復旧しつつあるのか、これまで空き地だったり空き家だった場所も、人が定住するようになった。そうなると、各地に住む人々向けに商売をする者も現れるのは道理。

現在、プレイヤーが拠点にしているエリアには、定期的に数名の商人がやってくるようになった。しかも、その辺に椅子でも置いてやると、そこに座ってくつろいでもくれる。

また、イベントによってはNPCがコンパニオン化して自分の拠点に常駐するようにもなる。このコンパニオン発祥のイベントも、こなすことでさまざまなアイテムが入手可能で、しかも常に拠点にいるので寂しくない。

また、本作はオンラインゲームなので、拠点に自販機を設置して不用品を売っていると別のプレイヤーも遊びに来てくれる。自分とNPCと、さらに他のプレイヤーが集まって、なんとも賑やかなことこの上ない。互いにボイスチャットを切ってなければ、話しかけてくることもあるのでゲーム談義に花を咲かせることもできるぞ!

ちなみに拠点自体も、資材をそろえたり設計図を解禁することで、好きなように一から作り上げることができる。お気に入りの我が家でコンパニオンと暮らせるというわけだ。

ただ、まだ僕は本作に足りない要素があると思っている。それがドッグミートだ。ドッグミートとは犬のコンパニオンの名前であり、シリーズでは常連の味方。すでにNPCの拠点では犬が出現し、一緒に暮らしている。これについても早く解禁してほしい。ドッグミートと暮らしたがってるプレイヤーは数知れない。

2018年にリリースされたゲームなので、とっくに値崩れしている『Fallout 76』。テレワークの合間に暇が増えてやることがない、という方はぜひ。PCなりPS4なりを用意して没頭してほしい。

難しいイベントも他のプレイヤーを頼れば、大体協力してくれるはずだ。特にアメリカ人ユーザーは優しい奴が多いので、ボイスチャットで気軽に話しかけてみよう。

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