兵庫県の50代女性は、義実家の衛生観念との違いやお手伝いさんのような扱い方にストレスを感じている。
「エアコンのない、臭い匂いのキッキンでの食事が不愉快。まな板など不衛生極まりない。親戚が来ると嫁は食事も取れず、お茶も飲めないまま。ひたすらお手伝いさん。自分の家に帰ると熱が出て寝込む」
不衛生な環境での調理や食事は、それだけでもストレスだ。加えて、休む暇もないほど親戚の相手をさせられる女性。ただ働きで動き、親戚に気を遣わなければならないなど、この帰省は女性にとって罰ゲームのようなものだ。
また東京都の40代女性は、義実家との教育方針の違いに頭を悩ませる。
「子どもの教育方針を否定される。例えば『あなたが娘の将来を潰してしまう』など」
子どもの教育に関しては、親である女性が一番考えているはずだ。こうした心ない言葉は女性の信念や考えを傷つけてしまうだろう。また女性は、義実家帰省の際に他にも不快なことがあるという。
「義理の兄が義理の両親と同居している。その義理兄が私の娘と一緒に入浴すること」
なぜ義理兄が女性の娘をお風呂に入れる状況になったのかはわからないが、いくら親族とはいえ、他の男性に娘の入浴を任せるのは抵抗があるだろう。女性の夫から義両親や義兄にうまく伝えてもらう方がいいかもしれない。
子どもを作らなかったら「その体格じゃできない。とんでもない嫁がきた」
義実家からの心ない言葉や態度に悩んでいる人もいる。
「結婚して2年ほど子どもを作らず遊んでいたら、『その体格じゃできないんだよね!とんでもない嫁がきたよ』と言われた」(神奈川県、40代女性)
「流産してすぐの頃、お盆に帰省。まだ心の傷が癒えていないのに、義兄の小さい赤ちゃんの面倒を見させられた。さらには『義理母の手伝いを全くしない』と文句を言われた」(愛媛県、30代女性)
どちらも体格や子どものことなど、デリケートな問題だ。流産して傷ついている時に義兄の赤ちゃんの面倒を見ることは、女性にとって辛い体験だっただろう。義実家は良かれと思ったのかもしれないが、デリカシーのない行動が深く相手を傷つけることがある。
文句や振る舞いでこちらを傷つけてくる人とは、たとえ親族であっても一定の距離を保った方がいいのかもしれない。
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