流通・小売系の会社で働く北海道の40代女性は「若い頃はよく周りから『ミス○○コンテスト』への参加を勧められた」という美人だ。取引先の男性陣から声をかけられることも多かった。腰を手術した際には、担当医から「美人だねー」と言われたおかげで、看護師からひんしゅくを買ったという。
「約1か月の入院生活。下半身に麻酔を打ち続けていたので、感覚がまったくない状態で大人オムツを履かされていました。回診に来る先生とのやり取りを、女性の看護師さんたちはよく思っていなかったようで……。私の職場の男性陣がお見舞いに来ると、看護師は必ず『オムツ大丈夫ですかー?』と何度も聞きに来ました。恥ずかしいより、怒りを覚えました」
サービス系の会社に勤務する都内の50代女性は、美人ゆえの仕事にまつわる苦労話を明かす。特に困ったのは、女性が業績を上げた時だという。
「周りは勝手で『色仕掛けで数字を取っている』とか、『先方は結婚しているのを知らないからだ』とか、『本当の年齢を言ってないでしょ』とか言われる。こっちは真面目に仕事をして業績を上げているだけなのに」
また最近では「昔は綺麗だったよね」という哀れみの目で見られることも多くなったとこぼす。さらに「顔はいいけど頭は馬鹿」と決めつけられたり、変に意識する男性からはよそよそしくされたりすることもあるという。女性が親切に接したところ、男性から「私は妻を愛しています」と大真面目に言われたそうだ。
「あなたは美人だから、絆創膏を貼っていたって大丈夫だと思っているんでしょ?」
神奈川県の60代女性は、コンビニ内で遭遇した友だち夫婦との一幕を綴る。それは3人でコンビニから出た時に起こった。ご主人の知人がたまたま通りかかり「なぁ、どっちが奥さんなんだよ!」と聞くと、なぜかそのご主人ははっきり答えなかったという。
「そこで奥さんは大激怒。ごまかしたご主人が悪いのに……。その日から、奥さんからの当たりが強くなりました。でもそんなことは、若い時には日常茶飯事でした」
そう語る女性は、若かりし頃の職場での出来事を振り返る。それは目のふちに腫れ物ができてしまい、絆創膏を貼ったまま出勤した時だった。職場の人たちから「あなたは美人だから、絆創膏を貼っていたって大丈夫だと思っているんでしょ?」と言われたという。
「今はおばあちゃんになり前線を退いて、ある意味、ホッとしています。これも嫌みに取られそうですけど……」とコメントしている。
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