リクルート住まいカンパニーは12月15日、「閲覧数が急上昇した街ランキング2020」を発表した。調査は1~9月にSUUMOに掲載されている首都圏1都3県を対象に実施し、ユーザーが閲覧した賃貸物件のうち、どの街(駅)の物件が数多く閲覧されたのかをランキング化した。
閲覧数が急上昇した街ランキング1位は「和光市」(東京メトロ有楽町線、同55ポイント増)だった。有楽町線だけでなく副都心線の始発駅でもあり、2013年に東急東横線との相互運転が開始されてから、新宿三丁目駅、渋谷駅にも直通できるなど交通利便性が向上した。
2位の立川は「GREEN SPRINGS」オープンで注目集まる
2位には「立川」(JR南武線、同40ポイント増)がランクイン。4月に立川駅の北側にオープンしたばかりの大型複合施設「GREEN SPRINGS」には、飲食店や店舗、ホテルやオフィスなどが入っている。
3位は「西大井」(JR横須賀線、同39ポイント増)。19年に相鉄・JR直通線の停車駅になり、JR埼京線との直通運転が開始したことで新宿駅や渋谷駅の都心ターミナル駅へのアクセスが向上した。
4位は「代官山」(東急東横線、同33ポイント増)だった。「渋谷ストリーム」「渋谷ブリッジ」ができたことで、渋谷駅までの回遊性が高まった。5位は「祐天寺」(東急東横線、同25ポイント増)。駅周辺には商店街が広がっており、 2018年には駅ビル「エトモ祐天寺」がリニューアルし、生活利便性が高まった。
6位以降は「西小山」(東急目黒線、同23ポイント増)、「大宮」(JR京浜東北線、同20ポイント増)、「新宿」(JR山手線、同19ポイント増)、「横浜」(京急本線、同18ポイント増)、「渋谷」(JR山手線、同17ポイント増)までがトップ10入りした。