ちなみに「義実家の近く」といっても、車で1時間ほどかかるそう。一方、女性の実家からは2時間ほどと遠くなりました。おそらく生活がそこそこ便利な郊外で、価格が低めの北向き道路に面した土地を購入したと考えられます。しかし、義実家から近くもなく、実家が遠くなっただけ。慣れない土地で子育ても孤独になりがちでしょう。おまけに日当たりが悪いとなれば、気持ちが沈むのもわかります。
このトピックは注目を集め、さまざまなコメントが寄せられました。
「そりゃ義実家近くに住むなら誰だって嫌になる」
「うつになったら損だから引っ越そう。売ろう。心身の健康大事」
「売却は諦めるしかない。たまに実家に帰ってリフレッシュ。そのうち時間が解決してくれるよ」
是非はともかく、気の毒に思う人は多くみられました。このほか、特に「日当たりは大事」との声は多く、暗い家で精神を病んで離婚した友人の話や、本人の苦労話も散見されました。
キャリコネニュースでも先日、「『マイホームは”株”を買うより怖い』と語る賃貸派の男性」という記事を出しました。賃貸派からは
「家を購入した翌日から価値が下がるのは日本だけ。日本国内において家を買うことは資産形成ではなく、大型消費物の購入でしかありません」
という意見が挙がりました。住宅購入は、ほぼ一生に一度の買い物ですが、実際に住んでみないと分からないことも多いもの。確かに、株よりリスクを感じる人もいるでしょう。
「実家依存から脱却しないと離婚するしか無い」といった指摘も
一方、家を売る・売らない以前の問題として、トピ主に対する厳しい突っ込みも多数ありました。
「土地が合わないのか、夫や義実家が合わないのか」
「1時間も離れりゃ近くではないでしょ。結局は建てた家と住んだ土地が合わなくて実家近くがいいだけ」
「実家依存から脱却しないと離婚するしか無い」といった指摘も目立ちます。帰れる場所があると思うから、今の土地に馴染む努力ができない、自分の別世帯を持ったという自覚を持とう、という意見です。「結婚して福岡から東北に越してきた」という人は、雪国でうつになったものの実家が厳しく自力でその土地に適応したと経験談を書いています。トピ主の覚悟が足りないことと、意思決定を中途半端に相手に委ねてしまったことが問題でしょう。
他方、夫が妻の気持ちに寄り添ってくれないことを問題視する人もいます。せっかくのマイホームを夫が売りたくない気持ちは分かりますが、問答無用で拒絶していては溝が深まるばかり。妻の言い分に耳を貸さないと、新築マイホームで一人寂しい生活が続くでしょう。コメント欄には、まずは夫とよく話し合うよう薦める声が多く、今できることはそれしかない、とも言えそうです。