TableCheckは4月9日、「グルメサイトに関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月にネット上で実施し、20~60代の男女1100人と20~50代の飲食店に勤務する男女660人から回答を得た。
外食先を決める際、グルメサイトをチェックする人も多い。しかし、グルメサイトの点数やランキング表示を「信頼していない」と答えた人は28.5%となった。また。グルメサイトの利用や閲覧頻度が「減った」「利用・閲覧しなくなった」と回答した人は42.8%。
予約方法は「電話」が最多 「飲食店予約のIT化はまだまだ道半ば」
利用が減った理由を聞くと、「自分好みのお店が見つからないから」「信頼できる情報ではないから」などが挙げられた。
「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパー」の3大グルメサイトで、「信頼していない」(食べログ22.8%、ぐるなび24.5%、ホットペッパー19.9%)と回答した人が「店選びの基準となっている」(食べログ17.3%、ぐるなび12.3%、ホットペッパー17.0%)を上回った。
飲食店を検索する手段は「Google検索」と「Googleマップ」の利用率が増えた。一方、飲食店の予約手段は各グルメサイトが3割程度だが、電話が42.5%で最も多かった。同社はリリースで「飲食店予約のIT化はまだまだ道半ば」とコメントしている。
グルメサイトのユーザー評価について、飲食店は「あまり気にしていない」(35.6%)が最多。「評価は間違っているものが多いと思う」(6.0%)「評価は信用していない」(15.5%)という声が挙がった。ただ、グルメサイトのユーザー評価は店舗売上に影響していると回答した人は50.4%となっている。