「ペペロンチーノ」も「牛塩ホルモン」もセブンイレブンの冷凍食品コーナーにあった。両方ともレンジで温めればすぐに食べられるタイプだ。
単品で食べると、ペペロンチーノは「これだよこれ」と言いたくなる王道の味わいだ。牛塩ホルモンはニンニクの芽やキャベツなども入っており、味が濃くビールがすすみそうな感じだ。
別々に温めたが、改めて洋食と居酒屋メニューが合うのか不安になる。実際、解凍して並べても、主食と主菜にしか見えない。ペペロンチーノの上に牛塩ホルモンを載せるのが怖くなる。
しかし、混ぜて一緒に食べてみると、想像以上の味だった。食欲が増し、ノンストップで食べきってしまった。両方ともニンニクで炒められているから合うのかもしれない。ペペロンチーノ自体が一品の料理なのだが、それをベースで、ソースが牛塩ホルモンのような印象だ。
とはいうものの、土台が負けているわけではない。ペペロンチーノのしょっぱさのおかげで、牛塩ホルモンに入っているキャベツの甘さが映える。また、ペペロンチーノにベーコンは入っているものの、牛塩ホルモンで”肉感”が増し、非常に食べごたえのある一品になった。
なお、ペペロンチーノ(392kcal)と牛塩ホルモン(274kcal)を合わせても666kcal。この「食べた!」という満腹感で、このカロリーなのはありがたい。仕事中の昼休みでもサクッと作れそうな手軽さだ。ぜひ試してほしい。ただ酒飲みは、これで酒が飲めたら……と思うかもしれない。