知人から元カレの連絡先を聞いた女性は、すぐに接触を試みた。「12年ぶりの連絡だったので、あちらはとても驚いたようです。でも、私のことを覚えていてくれました」と振り返る。
「お互いに会いたくなり、ちょうどお盆休みだったので『帰省した友人に会う』と家族に嘘をついて会いに行きました。『密会を誰かに見られたら人生終わりだ』と思いつつ、元カレの車に乗って、彼の自宅まで行きました」
女性は元カレの自宅で関係を結んでしまった。キスの最中は子どもたちの顔が思い浮かび、「私、何やってんだ……」と罪悪感に襲われたという。それでも「求められるのが嬉しくて止められませんでした」と女性は当時の心境を明かした。
「帰宅したら、子どもたちが『お母さん、楽しかった?』と。さすがに胸が痛みました……」
「幼稚園に子どもを送ってから、元カレの家やホテルへ」
元カレとの不倫関係は1回きりで終わることなく、女性は月2回の頻度で会い続けていた。禁断の二重生活は、多忙を極めるものだった。
「幼稚園に子どもを送ってから、元カレの家やホテルへ。そしてまた急いで子どもを迎えに行く。毎日夜中まで連絡を取り、寝不足になっていました」
最初のうちは「体だけの関係」と割り切っていた女性だが、「どんどん元カレを好きになってしまって、苦しくなってきました」とこぼす。その一方で元カレは、女性を恋愛対象としては見ず、割り切った感情を貫いていた。
「元カレから『過去にも2人、人妻と関係を持った』と聞き、『私も都合のいい女なんだな』と気付きました。だんだん虚しくなり、最後は私から別れを告げたんです。でも返事すらなく、既読スルーされました……」
結局、女性に残ったのは「虚しさ」だけだ。それだけでなく、失ったものもある。女性は「会うたびに元カレの好きな食べ物、プレゼントを買っていたのでお金がかかりました」ともらした。
「一番は、夫が抱いてくれたらいいんですけどね……」
セックスレスは気の毒だが、家族の気持ちを考えると、不倫の事実は墓場まで持って行ってほしいと願うばかりだ。
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