「義母が半世紀前のベビー用品を使わせようとしてくる。布オムツから布団まで……」 同居嫁の悩みにアドバイス集まる | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「義母が半世紀前のベビー用品を使わせようとしてくる。布オムツから布団まで……」 同居嫁の悩みにアドバイス集まる

嫁と姑の画像

なんでわかってくれないの?

「いつか孫が使うわ」と、義母が楽しみにとっておいた昔々のベビー用品。気持ちはありがたいが、嫁にとってはいい迷惑……というケースもあるようだ。お悩み解決掲示板に8月上旬、初めての出産を来年に控えているという女性から、「半世紀前の乳児用品を使わせようとしてきます」という相談が寄せられた。

同居の義母から、ベビー用品は何も買わなくていい、「息子(スレ主の夫、40代)が使った布オムツや肌着、ベビー服や布団など、全部綺麗に保管してあるから」と言われたスレ主。

「綺麗にとはいえ、押し入れや物置に保管しており、そのまま風呂敷に包まれていたり、黄色く変色した段ボールに入っているようなものです。ダニとか(中略)カビとかその他諸々……考えただけで鳥肌が立ちます」

と嫌悪感を顕にしている。(文:篠原みつき)

「実の息子には新品を使って、孫にはその中古なんて冗談じゃない」

不衛生を理由にやんわり断ると、義母は「クリーニングに出せばいいから!ちゃんと保管してたから汚くない!」と怒り出す始末。義母は自身の出産時に親に用意してもらった高価なベビー用品を大切にしているらしいが、女性にとっても初めての子どもだ。

「実の息子には新品を使って、孫にはその中古なんて冗談じゃない。特に新生児の肌が触れるものなので、いくらクリーニングされようが嫌なものは嫌です」

と怒り心頭の様子。こんなとき頼りにしたいのは夫だが、「布団は打ち直ししてもらえばいい」「買わなくて済むし、布オムツ良いなぁ」などとピンと来ていないもよう。スレ主はガッカリしながら、角の立たない断り方を問いかけた。

コメント欄は、同情やアドバイスが多数寄せられた。

「いくらなんでも古すぎだよね。40数年前の物使う人いるんかね?って突っ込み入れたいよね」
「産婦人科のお医者さんに、古いのは菌が繁殖していて危ない、乳幼児には新品を用意してあげた方がいいと言われた。と言うのはどうですか?」

また「他の兄弟にあげる」という案もあったが、「夫は一人っ子」とのこと。それなら、使えるもの(オモチャなど)と嫌なもの(肌に当たるもの)を区別して、「こちらの気持ちも理解して下さいと(頼む)」といったアドバイスが入っている。

「貰っておいて使わない」という助言も散見されたが、同居なのでごまかしは効かないだろう。「友人にプレゼントされたと嘘をつく」など苦肉の策もあった。それにしても、心身ともに安心して過ごすべき妊娠期間に、こんな心配をしなきゃいけないのも気の毒な話だ。

あらゆる製品は使いやすく安全性を高めながら日々進化している

私事で恐縮だが、筆者も初めての出産で義実家から「夫が使っていた昭和のベビーベッド」が届いたため、この女性の気持ちはよく分かる。扉が上下に大きく開くタイプで、これがめちゃめちゃ不便だった。レンタルでいくらでも便利なものが借りられたのに……とうらめしかったものだ。しかしベビー布団を買ってくれるというので受け入れた。

スレ主の場合、40数年前に使用済みの布製品や、現代の安全基準を満たしていないおもちゃのため、筆者などよりケタ違いに抵抗感があるだろう。

コメント欄には「肌着だって紐だけじゃなくスナップボタンとかやりやすいように進化してる」という声もあるように、ベビー用品に限らず、あらゆる製品は使いやすく安全性を高めながら日々進化している。

もちろん新しいものがすべて良いとも言い切れないが、産まれてくる我が子に多少なりとも新品を用意してあげたい親心は、昔も今も変わりないだろう。義母は良かれと思ってしていることだが、かなりの部分が「自分本位の押しつけ」であることに、なんとか気付いて貰いたい。【参照元 お悩み解決掲示板:https://onayamifree.com】

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ