つまりコロナの自粛疲れも相まってのことだろう。トピ主が「専業主婦だと立派な献立を作らないといけないものですか?」と問いかけると、トピックは主婦のみなさんからの
「ありです」「スープもつけてあげるのえらい」
「ぜんぜん問題なし。文句あるなら作るなり買ってくるなり好きにしろ」
「毎回献立考えるこっちのことも考えてほしい」
といった声が相次いだ。なかには「うちは足りなかったら夫が自分で何か作るよ」「たまにならありだよ~毎回頑張る必要なし!」とトピ主を励ますようなコメントも目立つ。
一方でトピックには、「なし」と否定する声も少なくない。同じく主婦と思われる女性たちから
「さすがに1人ならともかく専業で夜ご飯に炒飯出すのはないわー…」
「うちもなし。お昼ごはんのイメージ」
「さすがにそれだけじゃちょっと可哀想な気はするよー」
など、意外に厳しい声があがっていた。中には「ウチならせめて出来合いでも餃子か焼売か焼き豚つけてレンチンもやしとか、叩き梅のきゅうりか山芋で簡単な箸休めくらいはつけるわ」という声があり、手際のいい主婦としての自負がビシビシ伝わってきた。手際の悪い主婦である筆者は、山芋の皮をむく手間を考えてしまい非常に耳が痛かった。
「冷凍餃子をつける」という声多数
また前述にもあるように、「あり」でも「なし」でも共通して多かったのが
「冷凍餃子焼くのはどう?」
「冷凍のラーメンと餃子つけたら喜ぶ」
など、冷凍食品を活用して一品追加すればいいという声だ。そもそも「チャーハンだけじゃうちの夫は足りない」「旦那よりも子どもたちがガッカリする」などの理由を挙げる人が多かった。
つまり多くの女性は、味や見ためはもちろん、家族にとっての栄養バランスと必要量を意識して夕食を用意しているということだろう。当たり前のことのようだが、実際に毎日これをやるのは大変なことだ。
筆者も毎日料理している身として、日々バランスの取れた献立を考えるのが負担という気持ちはよくわかる。コメントには「未就園児がいるならOK」という声もあったが、たとえ子どものいない専業主婦でも体調や気分によって作る気がしない日もある。
以前バラエティー番組で「夕飯に焼きそばを出す嫁と離婚した」という人が出てきて話題になり、それなら自分で作れという批判が相次いでいたものだ。毎日夕食を用意する人に感謝することはもちろん、そもそも妻だけが夕食作りに苦労しなければいけないこと自体を、夫婦で考え直してみてもいいのではないだろうか。