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酔った母が衝撃の告白「あなたはW不倫でうっかりできた子」 子どもの受け止めは……

画像はイメージ

不倫関係になった男女の間には、子どもが生まれることもある。キャリコネニュース編集部に情報を寄せてくれた30代の男性(自営業)は、自身が両親のW不倫の末にできた子どもだったということを、大人になってから知ったという。子どもの立場からすると、親たちの関係をどう感じているのだろうか。男性に直接、詳しく話を聞いた。(取材・文:寒野もどり)

不倫相手との間に子どもができていたことを、10年間隠し通していた父

男性は長男で、下にきょうだいが2人いる。幼い頃、男性の家族は地方の集合住宅に暮らしており、仲睦まじい普通の家庭だったという。しかし、表札には2つの苗字があった。両親は結婚しておらず、子どもたちは母親の私生児ということになっていたのだ。

「小学校高学年くらいまで、両親ときょうだいのいる家で普通に暮らしていました。ただ、両親の苗字はそれぞれ違いましたし、父方の親戚に会ったこともなかったんです」

「僕たちきょうだいは母の苗字を名乗っていたので、家族の中で父だけが違う苗字でした。小学生にもなると『普通の家は、家族全員同じ苗字なんだ』と気が付きましたが、なんとなく『我が家はほかの家とは少し違うのかもしれない』と思うだけで、とくに疑問を持つことはありませんでしたね。友達や近所の人に気づかれてわざわざ指摘されるようなこともなかったですし、深く考えるきっかけもありませんでした」

家族の仲は良かったものの、両親の間には次第に喧嘩が増え、男性が小学校高学年の頃、2人はついに別れてしまう。しかし、家族としての交流はその後も続き、現在もよく家族全員で集まっているという。

男性は、自身の両親について「籍を入れずに家族になり、そして別れてしまったフランス婚カップル」だと思っていたそうだ。そうではないと知ったのは、20代半ばごろ、母と2人でお酒を飲んでいるときだった。

「実は僕が生まれる前、両親はそれぞれ別の家庭を持っていたのに不倫をして、うっかりできてしまった子どもが僕だったと、母が酔った勢いで暴露してきたんです。籍をずっと入れていなかったのは、父のほうがなかなか離婚できなかったからみたいですね。その間にも子どもをつくっているので、驚きですが……」

男性は、初めて知る自身の出生の秘密に衝撃を受けたものの、子どもの頃に抱いていた違和感の正体を知れたようで、妙に納得がいったという。

「10歳ぐらいまで父方の親戚に会ったことがなかったんですが、その理由も知ることができました。不倫相手との間に子どもができていたという事実を、10年ものあいだ父が親戚に隠していたからだったんです。初めて会ったときには歓迎してもらえましたが、大人になってから叔父に『あのときは本当にびっくりしたんだよ。まさか隠れて3人も子どもをつくっていたなんて思わなかったから』と打ち明けられましたね(笑) でも、それから数年後に祖父母が亡くなってしまったので、生きているうちに会わせてくれてよかったなと思います」

彼は両親に対して反感をもったことはないのだろうか。

「僕自身はのんびりした性格の子どもだったので、あまり細かいことを考えたり気にしたりしたことがなく、このことでとくに辛い思いをしたことはないんです。比較的裕福な家庭で、何不自由ない生活を送らせてもらっていましたから、恨んだりはしていません。育ててもらったことに感謝しています」

ドラマさながらの半生について、男性はあっけらかんと語っていた。受け止め方は人それぞれだと思うが、当時者からすると意外とこんなものなのかも。

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