「大学時代はバイト仲間で週に4~5日顔を合わせてバイト終われば酒を飲む、合コン主催しまくりで一緒にやんちゃした友達がいました」
「彼は同学年でしたが、1浪人で一つ年上。敬語は使わないでくれということでタメ語でしたが、プライドが高く上から目線で常に接してきました」
当時から若干気になる点はあったようだが、「それでも楽しく過ごし、どう見ても親友同士で仲良くしていました」と懐かしむ。
しかし、そのバランスが崩れたのは大学を卒業して数年後。彼の結婚式に出席するなど良好な関係だったが、数年して「ある出来事」が起こったという。
「私は起業し初めての決算で、右も左も分からぬまま昼夜を問わず働いていました。そんな時に彼から、目を疑うようなメールが届いたのです」
それは、冒頭の言葉通り「『服をタダでくれないか』という直球メール」だった。やんわり断ると……
「Tシャツでもいいから」「Tシャツ1枚くらいならあるだろ」
などと無心が続いた。
「さすがに常識の範囲を超えてきたので『仕事忙しいから返信出来ませんごめんなさい』で放置。 数か月は何の音沙汰なしで彼の存在そのものも忘れていた頃……メールです」
再び友人から届いたメールは「目を疑う内容」だった。
「月末に会社の先輩と釣りに行くことになった。ロッドでもリールでも使わないやつくれ」
「最近お前釣りめっちゃ行ってるだろう、余ってる道具くれ」
このお願いに「???」と書いた男性。「30半ばの社会人が……。頭学生時代のままで、更にジャイアン化。もうまともに相手にする気にもなりません」と呆れ、例のごとくやんわり断ったが
「ルアーの一個ぐらいあるだろ!お前が道具をくれなければ、俺が自腹を切る羽目になるだろが!」
と信じられない言葉が送られてきた。自分が行く釣りに自分で道具を揃えるのは当たり前だが、生活に困窮していたのかケチなだけなのか、謎の逆ギレである。
「このメールを受信した直後に一切の電話・メールを無視しています。その後2~3年に一度程度、彼の会社の電話から私のケータイに着信がありましたが、40歳を超えてからは一切無くなりました」
と迷わず絶縁したことを報告。最後に「細かいことを上げればもっと人格的におかしいエピソードはありますが、これが決定打でした」と胸中を綴った。
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