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家を買って後悔する人々 「離婚時の足手まといに」「高額だったのに今はボロボロ」

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マイホーム購入は人生の一大イベント。もちろん誰でも後悔はしたくないだろうが、すべて上手くいくとも限らない。「家を買って後悔している人」をテーマにしたアンケートには、大きな買い物を悔いる声が数多く届いている。

例えば、宮城県の60代男性にはこんな想定外の出来事が待っていた。

「アパート住まいに不便さを感じてて、結婚して2年内に家を買ったが、結果、離婚の時の足手まといになるとは思わなかった」(メーカー系、電気・電子・機械系/契約社員/年収350万円/独身)

「子どもたちが独立しても、住居ローンを負担し続ける」

満を持して買ったつもりが、タイミングが悪かった人もいる。埼玉県に住む50代前半の女性(その他/契約社員/年収800万円/既婚)は、

「物価値上がり直後で材料費等値上がりして坪単価が100万超えました」

と悲鳴をあげる。坪単価とは家を建てるときの1坪あたりの建築費(諸経費含まず)のこと。一般的に70万円を超えると平均以上となるようだ。

不動産・建設系の仕事に就く40代後半の男性(福岡県/正社員・職員/年収1500万円/既婚/子ども1人)の場合、一つのこだわりがあだとなったようで、こう書いていた。

「土地メインで選んだので、建築会社を選べず。結果、理想を全く叶えられない間取り(家)になった」

京都府に住む40代後半の女性(その他/個人事業主/年収350万円/既婚/子ども1人)は、口ぶりから住宅購入には関わっていない様子だ。夫の過去の決断に疑問を抱き、こうつぶやいていた。

「主人が購入した当時は、総額がかなり高額だったらしいですが、今になってみると、かなり古くなって、手直しが必要になり、ボロボロになっています。私にはとても言えないけど、私はもう少し考えてから購入したら良かったのにと感じました」

千葉県に住む50代前半の男性(その他/正社員・職員/年収600万円/既婚/子ども2人)は、5年前に住宅を購入した模様。こんな風に嘆いていた。

「2018年、3900万円。賃貸と比較して、生活圏が限定される。子どもたちが独立しても、住居ローンを負担し続ける」

50歳前後で購入したとなると、毎月の返済はけっこうな額になるだろう。教育費が終わっても一息つく間もないというわけだ。

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