「全国模試で10位以内、東大に入れる予定」子どもの学力マウンティングしてくる友人にうんざり
女性は意外にも、その友人の学生時代について「非日常を感じさせるファッショナブルな女性で魅力的でした」と好意的に綴る。2人の関係は、卒業後もいたって良好だった。
「卒業後も一緒に旅行したりしました。女性は肩書きが妻になったり、母になったり変化しますし、そうでない方もいます。なので、長く付き合える友人はいないと思っていました。が、彼女は知り合ったときから『親戚以上の付き合いをしたい』と言ってくれた稀有な人で、素直でまっすぐな性格でした」
しかし、そんな友人に対し女性が違和感を覚える出来事が起こってしまう。女性は、
「私のほうが彼女よりも10年ほど先に結婚、出産し、子育ても終わり、自分の好きな習い事に打ち込んでいました。ちょうどその頃、彼女から連絡がありました」
と当時を振り返る。最初は「子どもが大学受験を控えていて、子どもにどう対応したらよいか?」という、ごく普通の子育て相談から始まったのだが……。
「不快に思ったのは、悩みと言っていながらの子どもの自慢に転じたことです。全国模試で10位以内に入ったとか、高校ではいつも5位以内とか、東大に入れる予定だとかなど。私の子どもは可もなく不可もない健康が取り柄でしたので、あまりの価値観に違いに驚きました」
「はたまた私の子どもの高校より、自分の子どもの高校のほうが偏差値が高いとか、今は○○高校の時代だとか。いわゆるマウンティングの連絡」
女性は「子どものことで比較されると親としては不快になりました。残念ですが、これを機に絶縁しました」と憤る。長年の付き合いとはいえ、愛する子どもの学歴をバカにするような発言をされては、縁を切りたくなるのは当然だろう。
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