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「目を覚ますと周りは墓地」飲み過ぎて見知らぬお寺の縁側で寝ていた男性

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お酒の飲み過ぎで、知らない場所で目覚めた経験がある人もいるのではないだろうか。同僚とお酒を飲んでいた男性(山梨県/60代前半/ITエンジニア/年収600万円)は、気が付くと、目の前に墓地が広がっていたという。(文:永本かおり)

「あっ!死んじゃたかな」と、一瞬青ざめました

男性は、墓地周辺で寝ていた経緯をこのように説明した。

「東中野に住んでいて恵比寿で仕事をしていた時のことです。恵比寿で仕事終わりに同僚としこたま呑んで、いつものように帰宅したつもりが、目を覚ますと周りは墓地」

「『あっ!死んじゃたかな』と、一瞬青ざめましたが、近くの道には通学らしき女子高生の姿が見えます」

冷静に状況を考えたところ「なぜかお寺の縁側で寝ていたことにようやく気づき、野生の勘で駅方向と思える道を歩いて行くと、生まれて初めて見る『上中里』という駅」にたどり着いたという。上中里は東京都北区にあり、JR京浜東北線の沿線だ。

記憶はないものの、こうなった理由を振り返った男性は

「多分、恵比寿から新宿で乗り換えて東中野に行くところを、山手線で寝てしまい、何周かの後で田端で乗り換えてしまい、結局、上中里で降りたものの、全く土地勘のないところで諦めて近くの大きな屋根のあるところで寝てしまった」

といった分析を披露した。人には帰巣本能があるなどと聞くが、飲み過ぎたらまったくあてにならないことがわかるエピソードだ。

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