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【365日ホテル生活】毎日ホテル宿泊ってどうなの? 海外のほうが安い? 実際のところを教えます

画像はイメージ

定住する家を持たずに各地を転々とするアドレスホッパーの生活。憧れている人も多そうだが、実際のところどの程度費用がかかるのか。都内の企業でフリーランスとして働きながら「365日ホテル生活」を続ける久保智さんに具体的なところを教えてもらった。

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株式会社ニットでカスタマーサクセスリーダーを務める久保智です。国内外を問わず365日ホテルに寝泊りする「アドレスホッパー」生活を続け4年目に突入しました。そんな私のライフスタイルについてシリーズでお伝えしています。

前回は、移動時に持ち歩いている荷物や、全所有物の保管方法についてご紹介しました。今回は、ホテル滞在の費用についてお伝えします!

東京のホテル宿泊費は値上がり傾向

現在は主に「1週間は東京、3週間は別の場所に滞在」というライフスタイルを送っているのですが、ホテル暮らしをする上で、皆さんがまず気になるのが費用面だと思います。

基本的にビジネスホテルに滞在しています。東京だと以前は1泊3000~4000円だったのですが、最近は光熱費の高騰やインバウンドの再開で1泊7000~1万円にまで上がっています。月間だとどうしても20万円はかかります。

東京で賃貸で一人暮らしをした場合、家賃10万円前後、そこに光熱費をのせると13~15万円でしょうか。コロナ前は賃貸よりもホテルのほうが安い場合もありましたが、現在ホテルが割高なのは否めません。1ヶ月の生活費は以下のようになります。

◆東京の生活費
・宿泊:21~30万円(7000~1万円×30日)
・食費:6~9万円(2000~3000円×30日)
・通信費:5000千円~1万円(携帯代など)
・交通費:3万円(1000円×30日)
・その他:5万円(娯楽費/雑費/カフェ代など)
・合計:35万円~48万円/月

宿泊費の高騰は私のようなアドレスホッパーにとっては悩みの種です。ただ、地方に行くとまだ4000円台で泊まれる穴場もありますので、そうした場所を探しながら上手く費用を抑えることは可能です。

東京よりも海外に行ったほうが安い!

東京の宿泊費が高ければいっそのこと海外に行ってしまう、という手段もあります。これまで滞在したことのある台湾とフィリピンの1ヶ月の生活・滞在費を出してみました。まず台湾です。

◆台湾の生活費
・宿泊費:6~10万円(2000~3500円×30日)
・食費:3~6万円(1000~2000円×30日)
・通信費:5000円(携帯代など)
・移動費:1万5000円(500円×30日)
・その他:3万円(娯楽費/雑費など)
・合計:14万円~21万円/月

続いて、フィリピンになります。

◆フィリピンの生活費
・宿泊費:6~9万円(2000~3000円×30日)
・食費:1万5000円~4万5000円(500~1500円×30日)
・通信費:5000円(携帯代など)
・移動費:1万円(300円×30日)
・その他:2万円(娯楽費/雑費など)
・合計:11万円~17万円/月

以上は、台湾に約40日間滞在、フィリピンに約20日間滞在した際にかかった費用を、1ヶ月に換算して出したものです。

海外の場合は、上記のほか、移動の飛行機代などが必要になりますがそれを除いて、多少余裕を持たせた形でまとめると下記のようなイメージになります。

・日本:35万円~48万円
・台湾:15万円~20万円
・フィリピン:13万円~18万円

数ヶ月滞在するのであれば、飛行機代を含めてもアジアでホテル暮らしをする方が生活費は断然安いでしょう。

国内ならサブスクサービスもおすすめ

国内でホテル生活を実践するならサブスクサービスもオススメです。期間に対して定額料金を支払うことでホテルにお得に泊まることができます。期間や宿泊施設もサービスごとにさまざまなので、自分の環境に合ったものを利用するといいでしょう。

リモートワークが当たり前となった現在、環境を変えるためにホテルを利用してみるのもいいのではないでしょうか。リモート中に「家だと家族がいるから捗らない」「自分の部屋がない」「制作の仕事に納期まで没頭したい」という場合にも、ホテルを活用することで自分だけの環境づくりが可能です。いい気分転換になりますよ。

<久保プロフィール>
新卒で証券会社に入社したのち、個人事業主としてIFAや通訳案内士として活動。その後転職エージェントとしての勤務を経て、現在はオンラインアウトソーシング「HELP YOU」(運営:株式会社ニット)にてカスタマーサクセスリーダーを務める。 国内外問わず、365日ホテル生活を行う「アドレスホッパー営業」として、自分に合った拠点を模索中。

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