それは「ある夏の日」のことだった。
「和牛(4000円程)のステーキを購入されたお客様から電話があり、『家に持ち帰ったらドロドロに溶けてるし色も黒いしどういう衛生管理で売っているんですか!』と、相当お怒りの様子」
突然のクレームに男性も驚いただろうが、「前日に入荷した和牛を切って即出したので、長い時間車等に放置しない限りあり得ない話」だと話す。
「恐らく高級な肉だったため自分の管理を棚に上げ新しいものと交換させようとしてきたのであろうと思います」
店の責任にするという卑怯な手段で乗り切ろうとする客には頭を抱えるだろう。結局このクレームは受け入れるしかなかったようで
「理不尽な理由でもスーパーとしてはお断り出来ないのが痛い所ではありましたが…」
とやるせない気持ちを綴っていた。
【衝撃クレーマー事件簿】