「1万円、3万円と額が上がっていき…」友人にお金を貸した女性、返済を求めたら開き直られる
友人からの「お金貸して」には要注意だ。
「わたしが20代のころ、友人といいますか、取引先のかなり年上の方(女性)ととても仲良くなりました。その方は美人で気さくで、よくおうちにも招待されました」
こう打ち明けるのは、滋賀県に住む40代の女性(サービス・販売・外食/年収400万円)だ。そんな素敵な年上の友人と、お金絡みのトラブルで絶縁することになってしまった。(文:真鍋リイサ)
「1年後家に招待され、そのとき返すと言われました」
付き合いが始まって1年が過ぎたころだった。
「まだ仲良かったんですが『お金貸して』と言われました。タバコ代とか缶コーヒーぐらいだったのが、1万円、3万円と額が上がっていき……」
貸したお金の額はどんどん大きくなっていった。女性はその友人が年上だったこともあり、また「とてもお世話になっていたので、返せと強く出られなかった」と振り返る。
しかしある時、さすがに女性のほうも「懐がやばくなり『すみません、返してください』と電話」をしたという。しかし……
「1週間後にわたしの職場にもっていくと約束しても『急用がはいった』で会えず。やっとこさそこから1年後家に招待されその時返すと言われました」
「で、おうち行ったら、今家がどれ程大変か(娘さんとご主人の仲違いとか、ご主人が仕事場の人と怪しい関係になってるとか)延々と聞かされ、『うち、お金がないの』と。結局返してもらえませんでした」
のらりくらりと返済をかわされ、根負けしたのだろう。女性は
「もういいや!完全絶縁しました」
と語っている。いくら貸していたのかは定かではないが、「懐がやばく」なるほどの金額を返してもらえなかったというのはだいぶ痛手だろう。「何度も電話とか手紙がきましたが、無視。わたしが絶縁した最初で最後の友達です」と冷ややかに綴った。