3年間無視してきた友人から「結婚式に参加してほしい」と言われたが…「人数合わせだった」と嘆く男性
時間の経過と共に疎遠になってしまう関係があるのは仕方ないことだが、都合の良いときだけ友人ぶって人を利用するのはいかがなものか。
北海道の60代前半男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収500万円)は、学生時代の男友達からぞんざいな扱いを受けたことがあり、「ほろ苦い思い出です」と嘆く。(文:福岡ちはや)
「わざわざ地元の昔の仲間を集めた私の顔も丸つぶれ」
高校卒業後、男性とその男友達は別々の土地で暮らすようになり、だんだん疎遠になっていった。また、男性が彼に連絡を取ろうとしても、「まったく無視され、3年ほど連絡がなかった」という。
ところがある日、男友達のほうから「自分の結婚式に参加してほしい」という電話が急にかかってきた。しかも、彼の頼みはそれだけではなかった。
「『仲の良かった地元の友達たちも参加するようにまとめてほしい』と言われました。さんざん無視されていたため『どうかな?』と思いましたが、昔のよしみと思い、仲間数人を集めて結婚式に参加しました」
虫のよい話ではあるが、これを機に交流が復活すれば、男性も一肌脱いだ甲斐があっただろう。しかし、結婚式後に電話や手紙で連絡を取ろうとしても男友達はまったく返事をくれず、以前の状態に逆戻りした。男性は、
「要するに、結婚式に参加する友人をその場だけ集めるための人数合わせだったのです。わざわざ地元の昔の仲間を集めた私の顔も丸つぶれ。もちろん、彼とは現在も音信不通です。学生時代、仲の良かった頃の思い出も嫌なものになってしまいました」
とこぼす。ご祝儀も包んだだろうに、本当に酷い話だ。
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