「自宅の横がパチンコ屋、30秒で行ける悲しい環境」――30年以上通い続けて「大きな家が建つくらいの金額は負けてる」と語る男性 | キャリコネニュース - Page 2
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「自宅の横がパチンコ屋、30秒で行ける悲しい環境」――30年以上通い続けて「大きな家が建つくらいの金額は負けてる」と語る男性

しかしパチ屋通いの生活から脱却できたのは、わずか半年間だった。男性をパチンコ店へと引きずり戻したのは、ギャンブル依存症にとっては耐えがたい環境が原因だった。

「自宅の横がパチ屋、30秒で行ける悲しい環境」だという。これだけ近いとパチンコ店独特のジャラジャラとした音や、店内アナウンスなどが、自宅まで届くのかもしれない。またパチンコ店に通う人々の姿を、否が応でも目にする機会は多いだろう。

そんな状況にいれば、居ても立ってもいられないのがギャンブル好きの性。しかも男性は仕事が暇になったのも影響して、「なんとなく毎晩行くように(パチ屋通いしていた頃の生活が)戻ってしまった」のだ。

ただし、以前までの遊び方とは少し異なっていた。「今は1パチ、5スロに変えた」そうだ。するとそれからの3年間は「お金がすごーく貯まった」という。具体的な金額は明かされていないが、もう負け続ける日々からは卒業できたのだろう。さらに男性はこう続ける。

「株式投資などもはじめて配当金を受け取る楽しさも知った」

以前よりも賢くお金を運用できているようだ。

なんだ、結果的によかったじゃないか。ここまで読んだ読者は、パチンコ店通いも悪くないのか、と思いそうになるかもしれない。しかし、男性は最後に自虐を綴っている。

「パチ屋に通う時間がもったいないのに、歯磨きするかのように行く自分が怖い」

男性は自分のことを「ギャンブル依存症であり、生活習慣病でもある」という。今はたまたま勝っているだけかもしれず、以前のように負けが込む生活がいつまた戻ってくるかわからない。架空の家のローン支払いがまた発生しないように、祈る次第である。

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