子どもが生まれた友人に「無料のシッター扱い」されるようになって絶縁した女性
友人は30歳くらいで結婚し、女性は35歳で結婚と同時に地元を離れた。絶縁した理由は2つあるという。
「1つ目は、彼女は私の結婚と同時期に子どもが生まれ、そのあたりから関係があやしくなってきました」
女性の嫁ぎ先は飛行機の距離のため回数は減ったものの、「コロナ前は年2~3回」は会う仲だった。ところが、
「彼女に子どもが生まれてからは100%子ども同伴で、最初は連れてくる事に断りがあったにもかかわらず、何年か経過すると、断りもなく子ども同伴が当たり前になりました」
友人は配慮のない行動をとるようになってきたのだ。子ども中心の生活スタイルになった友人と、これまでの通りの関係を続けるのは難しいのかもしれない。女性は「仕方ない事ではある」と頭では分かっていたものの、「モヤモヤするようになりました」と本音を明かす。
「子どものいない私に対して、子どもの名前でバレンタインチョコを送って来たり、彼女の希望で子どもの為にレジャー施設に行った時には、完全に無料のシッター扱いでした。その他にも多少モヤモヤすることはあっても、私としては『大切な友達だ』と思っていた為、都度、水に流していました」
そんな中、「ようやく2人で会えそうなチャンス」がやって来た。久々の子どもの抜きでの再会だったが……。
「日程のすり合わせをしていた時に、『暇だから大丈夫』といったような返信が彼女からあり、『私は暇つぶしの相手だったか……』と一気に気持ちがさめていきました」
約10年続けた物の送り合いを「やめたい」と彼女に伝えたら…
さらに、絶縁のもう1つの理由は“プレゼント”だという。
「私の結婚と同時に、彼女からお中元・お歳暮が届くようになりました。私としては、誕生日だけで十分だと思い最初に断りました。しかし、彼女の希望もあり断りきれずに続けていたところ、さらに追加でバレンタインとクリスマスプレゼントまで送られて来るようになりました」
頻繁にプレゼントを贈り合う習慣が10年ほど続いた頃、コロナ禍に突入。
「外出もままならなくなり、さすがに年5回も物を送り合う事に疑問を抱き、約10年続けた物の送り合いを『やめたい』と彼女に伝えました。そうしたところ、『楽しかったのに』と反論されてしまい、なんだか呆れてしまいました」
相手にとっては楽しい習慣でも、品物選びの時間や出費を考えると、年5回のプレゼントは負担が大きいだろう。心境をこう吐露した。
「理由1つ目の彼女からの『暇つぶし発言』と、理由2つ目の『物の送り合い』に対する彼女の執着に呆れてしまった事がほぼ同時期に起こり、それからは私が彼女に対して気持ちを切り替える事が出来ず、彼女からたまに連絡はあるものの絶縁状態です」
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