都内タワマン居住歴10年の悲劇! 同じフロアの住人が音に敏感すぎて怒鳴ってくる
都内のタワマン中層階に住んで、10年あまりになる男性。今年までは特に問題もなく、平穏な生活を送っていた。
「基本的に住人のマナーはいいですね。廊下やエレベーターでは見知らぬ人同士でも必ず挨拶はしますから」
ところが、そのマナーのよさは仮初めのものに過ぎなかった。きっかけは、妻が職場復帰をして3歳になる娘を保育園に預けるようになってからである。
「子育ては本当に難しいですよね。いつもは楽しく登園しているのに、玄関先でグズり始めることもあります。逆に、朝からハイテンションで玄関先で歌い出す朝もありました」
子どもと家を出るのは、毎朝7時30分頃。通勤通学時間と重なるため、男性は子どもを静かにするようにたしなめながら出かけていた。事件が起こったのは、今年6月。男性が出張で1週間ばかり家を空け、妻が子どもの送り迎えをしていた時のことであった。
「帰宅すると妻が深刻な顔をしていたので、どうしたかと思ったら、朝、子どもがぐずっていたところ男の人に怒鳴られたというのです」
妻に聞くと、怒鳴ったのは同じフロアで、エレベーターにもっとも近い部屋の住人だという。娘がぐずっているのをなだめながら、廊下を歩いていると「朝からうるせえ!!」と二度にわたって怒鳴られたという。
「妻によれば、本当に寝起きなのにうるさくて迷惑しているという感じだったと言います。とはいえ、廊下に面して窓があるわけでもないのに、そこまで怒鳴るとは相当、音に敏感なんだと思いました」
男性が、この住人はヤバイと感じたのは、妻が送り迎えをしているところを狙って怒鳴ったことだ。
「自分が保育園に送っている時も、ぐずったり、騒がしい時は何度もあったんですよね。どうも、相手が女性だと見て、怒鳴ったんじゃないかと思っているんです」
ドアを開けた時に、こちらの姿が見えると引っ込む
これだけなら、まだ子どもがうるさかったのも事実だし気をつけようと思った男性。しかし驚いたのは、その後の住人の対応であった。
「奥さんのほうにエレベーターや廊下で何度か出くわしたんですが、出かけようとしてドアを開けた時に、こちらの姿が見えると一度引っ込んだりも。たぶん、夫のやらかしを悪いとは思っているようですが、なんか気持ち悪いですよね」
せっかく手に入れたタワマンにも拘わらず、そこはかとなく気持ち悪い住民の存在。男性は、いっそ引っ越したほうがいいのではないかとも考えているという。
「やっぱり、どんな住民なのか気になりますよね。それで気づいたのが、今後もなにか事件が起こるんじゃないかと、気になってしようがないんです」
「隣人ガチャ」という言葉は一戸建てでよく用いられるもの。しかし、近所の住人がハズれでも容易に引っ越せない点ではタワマンも同じらしい。やはり、住居は賃貸のほうがいいのかも。
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